EPICが悲願の初優勝! 3×3 UNITED 2024-25 SEASON PLAYOFFがららぽーと堺で開催
去る2025年3月9日、大阪・ららぽーと堺で行われた全国規模の3×3リーグ3×3 UNITED 2024-25 SEASON PLAYOFF。全国4エリア21チームから上位8チームが集ったこの舞台で、兵庫県西宮市を拠点とするプロチーム・EPICが見事初優勝を飾った。
ホーム開催EPICがつかんだ栄冠
ららぽーと堺は、JBAの3×3 JAPAN TOUR開催地として知られている関西3×3シーンではお馴染みのコート。UNITEDにとっては初開催のららぽーと堺にプレイオフを招致したEPICは、準決勝で同じCENTRAL WESTを1位通過でプレイオフに進出したライバルNINJA AIRSに競り勝つと、ホームの声援を味方に決勝戦ではEAST1位のMINAKAMI TOWNを寄せ付けず、悲願の初優勝。三井不動産 3×3 JAPAN TOUR 2024 FINALの準優勝に続きその力を示した。
MVPに輝いたのは、クラッチタイムでのシュートでこの日誰よりも会場を沸かせた岸川達希。
「自分は背が小さいので機動力を活かしてハッスルするというのは誰にも負けたくないし、それがチームのプラスになると思っているから誰よりもやってやろうといつも心がけています」
オフェンスでもディフェンスでもチームの起点となって大黒柱としてチームをさせてきたキャプテンの一色篤は地元開催の優勝を噛み締めた。
「今年は練習を重ねてきてオフェンス、ディフェンスのルールとかをチームメイトと積極的にコミュニケーションを取ってやってきたんで、それが結果になってめっちゃ嬉しいです。結果を出し続けて、関わってくれる人や応援してくれている人に勝利の感動を与えたいと思います」
今年は重本和毅と大町尭舜が日本代表候補メンバーに初選出されるなど、日本人選手だけのロスターで勝利の方程式を築いてきた。今回の優勝で得た5月カタールで行われる「Lusail Challenger 2025」への挑戦は自分たちのプレイスタイルを試す恰好な舞台だ。
昨年の9月、モンゴルで開催された「Sansar Challenger 2024」では、自分たちの力を出しきれず16チーム中12位という結果に終わった。前回果たせなかったワールドツアーへの出場は、積み上げてきたEPICらしいプレイスタイルを出せるかが鍵となる。二度目の世界挑戦の結果はいかに。
【 3×3 UNITED 2024-25 SEASON PLAYOFF GAME RESULT 】
Photo / Tajika Tsuyoshi