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  • 2021.11.10

「PICK UP PLAYGROUND」プロジェクトが始動!

日本のストリートバスケットボールシーンを築いてきた5つの団体、ALLDAY、AKTR、ballaholic、SOMECITY、TACHIKARAが「PICK UP PLAYGROUND」プロジェクトを開始。

運営団体として「⼀般社団法⼈ピックアッププレイグラウンド」を共同で立ち上げ、「PICK UP PLAYGROUND」コレクションを各ブランドで同時発売する。
その売り上げの⼀部を上記⼀般社団法⼈へ寄付し、その寄付⾦を活⽤してゴミ拾いキットを製作。無償で全国のバスケコートへ寄贈される。

この日本のバスケットボール界にとって画期的で有益なプロジェクトの詳細、そして11⽉20⽇(⼟)に行われるイベントの概要は以下となっている。

パークスポーツとしてのポテンシャル
NBAでの⽇本⼈選⼿の活躍や成⻑を続ける国内プロリーグ、オリンピックにおける5⼈制、3⼈制の代表チームの躍動など、今までにないブームの到来で期待が⾼まる⽇本のバスケットボールシーンにおいて、公園で⾏われるバスケットボールも例外ではなく、様々なプレイグラウンドに多くのプレイヤーが集まっています。また、世の中におけるバスケットボールのポジションアップを背景に、公園にバスケットボールコートを設置する⾃治体も増えており、今後バスケットボールは、ランニングと並ぶ「パークスポーツの主役」に躍り出る可能性を秘めています。もとより、野球やサッカーといったスポーツに⽐べて、そこまで⼤きな場所や⼤規模なインフラ⼯事を必要とせず、また⾼校までの部活動においてはそれらのスポーツに匹敵する⼈⼝を有するバスケットボールは、環境が整うことにより、部活動の引退で離れてしまったこれまでのプレイヤー層を掘り起こし、競技だけではなく、⼈⽣を豊かにするためのライフスタイルスポーツとして新しい側⾯を提供できる可能性にあふれています。


必要なのはコミュニティと⾃治
⼀⽅で、公園というパブリックなスペースで⾏われるバスケットボールは、ゴミや騒⾳、利⽤ルールの問題など、パブリックがゆえの調和が求められます。プレイグラウンドが増えることによってプレイヤーが増えることは好ましくても、それによって地域や社会において新たな問題を⽣み出すことは、その発展を⾃ら⽌めてしまうことになりかねません。バスケットボールがパークスポーツの主役になる上で必要なのは、プレイグラウンドとプレイヤーだけではなく、そこに⽣まれるコミュニティであり、「⾃分たちのコートは⾃分たちで守る」というプレイグラウンドへの感謝や愛、そして⾃治のスキームです。


PICK UP PLAYGROUNDとは
「PICK UP PLAYGROUND」は、公園にバスケットボールコートがあり続ける、また⽇本中に増えていくという未来のために、⾏われるイベントです。海外では公園に集まった多様なプレイヤー達が即席のチームを組んで⾏うゲームのことをピックアップゲームと呼びますが、コートの周りのゴミ拾う⾏為も含めて「PICK UP PLAYGROUND」と名づけました。イベントに集まったプレイヤーは⽼若男⼥問わず全員でピックアップゲームを⾏い、終わったあとは参加者全員でゴミを拾う。そのイベントを通じて、顔⾒知りが増え、⽇常的な利⽤の中でも会話が⽣まれ、ひいてはコミュニティが育まれていく。コミュニティによってコートには⾃治が⽣まれ、そのコートの利⽤のルールが利⽤者のモラルによってつくられていく。そんな未来を描いています。


ゴミ拾いキットとドネーション
「PICK UP PLAYGROUND」では、プロジェクトロゴがプリントされた軍⼿・トング・ゴミ袋を製作し、イベントのゴミ拾いに使⽤します。このゴミ拾いキットは2022年以降、全国のプレイグラウンドでプロジェクトに参加したいプレイヤーや⾃治体を募集し、無償で寄贈、各地でのピックアップゲーム&ゴミ拾いイベントをサポートします。


井上雄彦さんからの応援コメント

漫画家⽣活かけだしの頃、原稿仕事の始まる前や終わった後、私は屋外リングのある場所を求めて、明け⽅の武蔵野を⾃転⾞でさまよっていました。

あれから30数年。
屋外リングの数は増えましたが、部活か学校の休み時間でしかやれない状況は、実はそれほど変わっていないのかもしれません。バスケはもっと私たちの⽣活の近くにあっていいと思っていたところ、「PICK UP PLAYGROUND」のお話を聞き、その考え⽅に深く共感しました。

プレイできる場所に感謝しその場所をきれいにすること。
⾃分だけでなく他の⼈のことをおもんばかって共存していくこと。
これらは私たちの家庭や部活や⾝近な場所で知らず知らず受け継がれてきた考え⽅とも通じるし、社会の個性と⾔えるものだと思います。年齢性別⾝体能⼒にかかわらず、バスケがしたいなと思った時に気軽にプレイできる場所が増えていくことを願っています。

ところで「PUP」のロゴには、「スラムダンク」の⾚い髪の天才..がちらっと⾒えています。この活動を、あまり出しゃばることなくそっと後押ししていきたいという、私の気持ちの表れだと思っていただければ幸いです。

井上雄彦


PICK UP PLAYGROUNDコレクション
【AKTR】【ALLDAY】【ballaholic】【SOMECITY】【TACHIKARA】の5ブランドにより「PICK UP PLAYGROUND」プロジェクトに関連したコレクションを発表。11⽉と12⽉の2回に渡って販売します。販売はそれぞれのECサイトにて。この商品の販売収益の⼀部は、⼀般社団法⼈ピックアッププレイグラウンドに寄付され、ゴミ拾いキットの製作に充てられます。


PICK UP PLAYGROUNDコレクション第1弾
2021年11⽉13⽇(⼟)10時
各ブランドECサイトにて⼀⻫発売


■AKTR




■ALLDAY


■ballaholic





■SOMECITY



■TACHIKARA


11⽉20⽇(⼟) 代々⽊公園にてPICK UP PLAYGROUNDイベント開催
「PICK UP PLAYGROUND」は、第1回⽬のイベントを2021年11⽉20⽇(⼟)、⽇本のストリートバスケットボールの聖地と呼ばれる、代々⽊公園バスケットボールコートで⾏います。このイベントは代々⽊公園サービスセンターと共催、ピックアップゲームのオーガナイズを【ballaholic】と【SOMECITY】が担当します。


PICK UP PLAYGROUND
『SOMECITY | ballaholic MIXTAPE』

⽇時:2021年11⽉20⽇(⼟) ※⾬天中⽌
PICK UP GAME1:11時-13時
PICK UP GAME2:14時-16時

場所:代々⽊公園バスケットボールコート
参加⼈数:各回100名上限※応募者多数の場合は抽選となります。
参加費:無料
イベント内容:年齢、性別、国籍、カテゴリ問わず誰でも参加できるピックアップゲームと公園のゴミ拾いイベント。

参加⽅法:以下応募フォームより抽選応募
https://bit.ly/3bTqfDH
※応募締め切り:2021年11⽉16⽇(⽕)23:59

主催:⼀般社団法⼈PICK UP PLAYGROUND
共催:代々⽊公園サービスセンター

⼀般社団法⼈ピックアッププレイグラウンド

2005年に株式会社ナイキジャパンから東京・渋⾕の代々⽊公園に2⾯のバスケットボールコートが寄贈された際に⽣まれた5on5の⼤会が【ALLDAY】ですが、2005年を⽪切りに17年間に渡って育まれてきたストリートバスケットボールのシーンから、ドメスティックバスケットボールアパレルブランド【AKTR】と【ballaholic】、バスケットボールブランド【TACHIKARA】、ストリートボールリーグ【SOMECITY】を加えた5つのブランドによって発⾜したのが「PICK UP PLAYGROUND」プロジェクトです。
その運営団体として5ブランドで「⼀般社団法⼈ピックアッププレイグラウンド」を⽴ち上げます(※法⼈登記準備中)。5つのブランドは「PICK UP PLAYGROUND」コレクションを同時発売し、その売り上げの⼀部を⼀般社団法⼈へ寄付。その寄付⾦を活⽤して前述のゴミ拾いキットを製作し、無償で全国のバスケコートへ寄贈するエコサイクルをつくります。



代表理事:秋葉直之(ALLDAYプロデューサー/ NPO法⼈コンポジション専務理事)
理事:⾼橋渉(タチカラホールディングス株式会社代表取締役)
棚町義⼀(ballaholicブランドディレクター/ 株式会社アウトナンバー)
新⽥寛之(千⽇商店株式会社代表取締役)

⼀般社団法⼈ピックアッププレイグラウンド

AKTR

ALLDAY

ballaholic

SOMECITY

TACHIKARA

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