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  • 2021.04.23

アースデーにあたり、3つの視点から規模を考える

アースデー(地球の日)に開始した新しいコンテンツシリーズ「Talking Trash」(=ゴミについて考える:気候変動に関する対話)では、若いリーダーと世界をリードする気候の専門家たちが、コンサートステージや高校の食堂といった場面を問わず、誰もが地球の環境のためにできる小さくても実用的なことを語ります。何よりも大事なことは、一人一人の行動が大きな効果を生み出せるということです。

ナイキでは、サステナブルなアイディアを大規模に実現することによって、気候変動にも大きな効果を生み出せると考えています。私たちのような規模の会社では、小さなことでも、長期的に繰り返されることによって最終的には大きなインパクトが生まれていきます。ナイキの行動のあらゆる側面を見直し、微調整を加えることによって業界全体、ひいては地球にも良い影響を与える大きな変化が生まれていきます。規模を大きくするということはどのようなことなのか、そしてナイキはどのように行動に移していくのかについてご紹介していきます。

1. 意味のある対話を生み出していくこと
Talking Trashの最初のエピソードでは、シンガーソングライターのビリー・アイリッシュとアヤナ・エリザベス・ジョンソン博士が、一人一人の楽しみやスキルと気候変動対策のために必要なソリューションとを、どのように重ね合わせるのかについて語ります。さらに、それぞれのつながりの中から大きなムーブメントに影響を与えるための、身近にあるきっかけについても考えます。例えば車の代わりに自転車で通勤するなど、一人一人の行動が積み重なって他の人にも影響を与える事が出来たら、それは意味のある事となります。大事なことは、自分の得意なことをきっかけに、地球の環境のための対話を続ける方法を見つけていくことです。

ビリー・アイリッシュは次のように話しています。

「嘆願書に署名したり、行進に参加したり、ショーでも気候変動について話をしています。コンサートで6万人の前に立ち、私はどのような話でも伝える事が出来ると感じました。」

2. 大きなシステムの中の一つ一つの要素に目を向けること
平均すると、世界のどこかで6秒に1枚テンポ ショーツが購入されています。これはナイキの中で世界で一番販売数の多いアパレル製品です。現在、テンポ ショーツ シリーズの全てに少なくとも75%の再生ポリエステルが使われています。ナイキはフットウェア、アパレルを含む展開製品すべてに目を向け、環境への影響が大きい二酸化炭素の排出量を抑える方法を模索しています。ポリエステル、コットン、皮革およびゴムの主要な素材すべてにおいて、二酸化炭素排出を抑えた素材の使用を50%まで増やすことにより、2025年までにナイキ全体で温室効果ガスの排出量を50万トン減らすことができるようになります。この中で生産量の大きなテンポ ショーツの存在は見逃せません。ナイキがバリューチェーン全体で気候変動への対策を行なっていることに関する詳細は、ナイキのサステナビリティへの取り組みからご確認ください。私たちは、ナイキ製品に使用する素材から製品の使用終了までを考えた物作りをしています。


3. 失敗を経て大きなゴール達成にコミットすること
毎年インパクトレポート(ナイキの環境や社会への影響に関する報告)を発表することで、重要な結果が生まれます。過去5年間を振り返ると、ナイキは2020年度に向けて掲げた二酸化炭素排出量削減目標を達成できなかったことがわかります。この残念な結果については、ナイキのチーフ・サステナビリティ・オフィサーのノエル・キンダーが先日説明したとおりですが、これは製品あたりの平均的な二酸化炭素排出量など、総計的な数値に頼ってきたことが原因となっています。これを受けて、ナイキではサステナブルな素材や再生可能エネルギーの利用、そしてエネルギーの効率化などの各側面において、具体的な変化を責任を持って把握できるようにしています。また、サプライヤーや業界のパートナーとも協力し、太陽光発電やその他の代替燃料にも投資し、フットウェア、アパレル業界全体として二酸化炭素排出量削減に努めます。これまで機会を逃してきたことを考えると、規模が大きいということは責任の所在を見えなくすることではなく、規模があるからこそナイキがアプローチを変える理由になり、同時に他のグループも巻き込む理由になるのです。

NIKE

https://www.nike.com/jp

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