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  • 2019.06.12

篠山竜青が語るNBA

3年目のBリーグも終わりシーズンオフ真っ只中だが、バスケットボールシーンは賑わいを見せている。日本人初のロッタリー指名が期待される八村塁のNBAドラフト、19年ぶりに自力で出場するワールドカップ、そして16年ぶりのNBA JAPAN GAMEの開催と大注目のイベントが続くが、大きな話題のひとつである日本代表で活躍する篠山竜青へのインタビューが実現。すべての選手とって憧れであるNBAについて語ってもらった。

ーNBAってどんな存在ですか?

いまでいうアベンジャーズじゃないですか。

ーいきなりすごいパンチラインが飛び出しましたね

小学校のときとか、ヒーロー大集合みたいな感じですよ。僕にとっては。

ーNBAを見始めたエピソードはありますか?

それこそバスケット一家だったんで、物心ついたときには、月刊バスケットやスラムダンクが棚に並んでましたし、BS1でNBAがあったらVHSに必ず録画しておいてあるっていう家族だったんで、何をきっかけにというよりは、自然とあった。

ー当時好きなチームは?

一番覚えているのは、ジャズ対ブルズ。1997年のファイナルくらいから記憶に残っているんですよ。その時は、ジョーダンはもちろんすごいし、ピッペンもすごいってなっていたんですけど、ロン・ハーパーが、その前のチームにいたときは、バリバリの点取り屋だったんだけど、シカゴに来て司令塔として、黒子役に回るみたいな、そういうバックボーンを知って、渋くてかっこよくて好きだなって思った最初の人がハーパーかもしれない。

ー子供ながら玄人好みだったのですね

なんていうんですかね。ユニフォームの着方だったりとか、プレーの所作とか、そういう部分も含めてかっこよさは感じました。洗練されている感じというか。

ーまたNBAが日本にきますが

ジャパンゲームはもちろん行きます。

ーラプターズ、ロケッツそれぞれのチームで気になる選手は?

それこそ、ベタベタになっちゃいますが、レナードとハーデンとあとはクリス・ポールですかね。やっぱり見てみたいと素直に思います。

ーワールドカップでもアメリカと対戦しますが、彼らとマッチアップするとなったら?

マッチアップもいいですけど、レナードとは手を合わせたいですね。どれだけ大きいか一回やらせてって! 彼の手の大きさを感じたいですね。

ーそれやったらすごすぎます

2014年だったかな? NBLで優勝してご褒美旅行ということで、チームみんなでヒートとスパーズのファイナルをマイアミに観に行ったんですよ。2階くらいだったような、ちょっと遠いかなみたいな感じの席で。そこから見てもレナードの手は人一倍デカいのが分かりましたね。

ーそのときはスパーズが勝ちました?

そう。スパーズが勝ったと思います。結構ボコボコにいったんじゃなかったかな。

ーレナードがコートで目立っていたんですね

一番最初は、コートに対して人のデカさじゃないって感じたのはやっぱりレブロン。オーラもあるかもしれないですけど、周りの選手よりも一回り大きく見えたのと、その距離感でもレナードの手はホントにデカいんだなと思いました。

ー同じサウスポーのハーデンについてはどう思いますか?

それこそ新しい、新種の選手というか、スピードで抜く、身体能力で抜くというよりは、ステップと緩急っていうですかね。独特のリズムがある選手じゃないですか。生で見たときにどんな感じかすごく楽しみです。

ーすばり勝敗は?

競って欲しい。接戦が見たいです。そしてちゃんフルメンバーを見たいです。中学の時、スーパソニックスとクリッパーズの試合をさいたまスーパーアリーナで観たんですが、たしかレイ・アレンとエルトン・ブランドがケガで来れなくて、子供心にそれは結構悔しい思いをしたんで、今回はみんなで来て欲しいですね。

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