• COLUMN
  • 2017.08.21

PRODIGY CUP BASKETBALL 2017 Report

今年で3度目の開催を迎えたPRODIGY CUP BASKETBALL 2017。2014年、東京代々木公園でおこなわれているストリートボールのビッグトーナメントALLDAYへ向けて結成されたチームPRODIGYから派生したこのイベントは、メンバーの一人でありラッパーのBIGZAMの出身地である北海道・小樽で毎年開催され、プロ選手が多く参加することでも知らているファンにとってはオフシーズンのイチオシイベントだ。

PRODIGY CUP BASKETBALLは、Bリーグオフシーズンに集まったプロ選手を中心としたPRODIGYのメンバーによるクリニックと、エキシビションゲームの2つのコンテンツが目玉。午前中のクリニックはプロ選手を心待ちにしていた子供たちの笑顔で溢れ、午後のエキシビションゲームでは普段では見ることができないリラックスしつつも勝負にこだわるプロ同士の勝負が楽しめた。

「初めての小樽、初めてのPRODIGY CUPへの参加。まずは温かく迎え入れてくれたスタッフ、メンバー、小樽の方々に感謝してます」とTeam BLUEで初出場となった長谷川智也は、次々と3Pシュートを沈めて最多得点でMVPを獲得。

「素晴らしい雰囲気の中で試合が出来たことが何より嬉しかったですし、本当に楽しかったです」と喜びを表すと、プロ選手のオフシーズンの活動について語ってくれた。

「オフシーズンのこのようなエキシビションゲームなどは、日本のカルチャーではなかなか認められてないのが現実です。確かに怪我のリスクはあり、所属チームに迷惑をかけてしまうこともあると思います。しかし、マイナスなイメージばかりではなく、このような活動でバスケットを好きになってくれる方が増えたら、これは間違いなくプラスとなってBリーグの観客数の増加につながってくると思います。こういった活動をもっともっと増やしていけたらと考えてます」。


長谷川選手の言うとおり、Bリーグがはじまりバスケットボールへの注目度が高まっている今こそ、オフシーズンでのクリニックやエキシビションゲームなどを通じて新たなファンを生み出す活動は大事なことだと言えるだろう。こういう自覚を持った選手発信のイベントが増えれば、もっと日本のバスケットボール人気は高まるに違いない。

PRODIGY CUP BASKETBALL 2017

Team RED
仲西 淳
田中 大地
寒竹 隼人
長島 エマニエル
満島 光太郎
井上 ジョナサン
金井 善哲

Team BLUE
堤啓 士朗
長谷川 智也
新城 真司
貝沼 雄介
澤地 サミュエルJr
青島 心
梅原 政貴






PRODIGY BASKETBALL

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