ナイキが国際ガールズ・デーに世界中から参加できる「ランニングチャレンジ」を開催
ナイキは、10月11日の国際ガールズ・デーをセレブレートするため、一週間に渡るグローバルキャンペーンを１０月５日から１０月１１日まで行います。国際ガールズ・デーとは、国連によって定められた、「女の子の権利」や「女の子のエンパワーメント」の促進を広く国際社会に呼びかける日です。女の子が直面する課題に目を向け、その解決を図ると同時に、女の子の視点を生かしたより良い世界を再考していこうというものです。
私たちは遊びやスポーツの力を知っています。スポーツを楽しんだ体験が、コートの上や外でもコミュニケーションの取り方や目標の掲げ方、そしてリーダーシップスキルと自信を養うのに役立ち、女の子がさらにスポーツを好きになることにより、その後の人生に大きな価値を与え、可能性を広げます。一方で、世界的にも女の子のスポーツ参加は男の子に比べると低い現状があります。この日に、よりたくさんの皆さまに改めてスポーツのパワーを感じて頂き、女の子がもっとスポーツを楽しめる未来を作れる第一歩になることを目指しています。
ナイキは、女の子にとってのスポーツの体験と定義を再構築することにコミットし、女の子も楽しくスポーツに参加できるよう、スポーツや遊びにおける障壁を取り除き、参加の機会を広げることに取り組んでいます。Made to Playの施策では、子どもたちが健康で幸せな人生を過ごせるよう、特に女の子が遊びやスポーツで体を動かせる環境づくりを促しています。
今年の10月11日（日）には、ナイキのランニングアプリNike Run Club(NRC)にて世界中の人々が参加できる「ランニングチャレンジ」を開催します。「ランニングチャレンジ」は、女の子の未来を明るくしたいというナイキの想いに賛同した人に、NRCアプリを使って1km以上走ってもらうというチャレンジです。世界中の人々が参加することができます。ランナー自身が1km以上走ることで、自分自身でスポーツの楽しさやパワーを感じてもらうとともに、女の子のスポーツ参加に関する現状をより多くの人に知ってもらいたいと考えています。1km以上走った参加者にはアプリ上でトロフィーをプレゼントします。国際ガールズ・デーを記念して、NRCアプリで一緒に世界の女の子のために走ることを通して、女の子を変えるのではなく世界を変えるために、女の子たちの意見やストーリーをナイキのネットワークおよびプラットフォームから伝えていきます。
今回の「ランニングチャレンジ」には、趣旨に賛同したアスリートも参加します。陸上競技選手（長距離）の新谷仁美選手は、「私は幼少期から水泳、バトントワリング、サッカーや陸上をやってきていますが、スポーツを通して目標に向かって頑張ることや、コミュニケーションの取り方、人としてたくさんのことを学びました。スポーツをしてきて本当に良かったなと思います。たくさんの女の子たちが楽しくスポーツするきっかけが増えたらいいなと思います。」とコメントしています。
ナイキは、遊びやスポーツにおける障壁を取り除き、女の子にも参加しやすく楽しめるようにするための取り組みを数多く行っています。2020年8月にはナイキが大坂なおみ選手と協力し、スポーツを通じて子どもや若者の支援を行う国際組織であるローレウス・スポーツ・フォー・グッド（以下「ローレウス」）と、遊びとスポーツを通じて女の子たちの人生を変えるプログラム、『プレー・アカデミー with 大坂なおみ』（以下「プレー・アカデミー」）を設立しました。
その他にも、女の子にさらに自信や心地よさをサポートするため、ナイキはコミュニティ・インパクトのプログラムを通じてスポーツブラの提供も行ってきました。スポーツブラは遊びとスポーツを楽しむ中でも忘れられがちな障壁を取り除く大切な要素でもあります。
ナイキコミュニティパートナーを通じて、子どもたちにもっと身体を動かすことの楽しさを知ってもらうために東京都内の児童館で実施している運動遊びプログラム JUMP-JAMの実施、地域のパートナーやエキスパートと協力し、女の子にとって快適なスポーツ環境をつくる指導者への「女の子のコーチングガイド」の発行や研修の実施、女の子にスポーツブラを提供する活動にも取り組んでいます。
女の子たちがスポーツを通して刺激を受け、勇気を持ち、より自由で主体的に楽しむ体験ができれば、スポーツの域を超えて人生においても自ら挑戦し続けることができるようになると、ナイキは信じています。今後も、女の子がスポーツを始め、続けられる環境づくりに取り組んでいきます。
【プレー・アカデミー with 大坂なおみ】
ナイキは大坂なおみ選手とローレウスと、遊びとスポーツを通じて女の子たちの人生を変えるプログラム、『プレー・アカデミー with 大坂なおみ』を2020年8月に設立しました。プレー・アカデミーは、ナイキが実施している東京の子どもたちに体を動かす機会を提供するMade to Playの取り組みを基盤とし、女の子たちが遊び、スポーツをする機会の創出をさらに促進することを目的とします。これは東京におけるナイキと大坂なおみ選手との初めての取り組みです。ナイキとローレウスに加え、ボディーアーマー・スポーツ・ドリンクとヨネックスとも連携しています。
【JUMP-JAM】
一般財団法人児童健全育成推進財団とパートナーシップを組み、日本の子どもたちの運動状況を考慮し、7歳から12歳の子どもたちを対象に、遊びと運動を融合させたJUMP-JAMという革新的な遊びプログラムを提供しています。2017年から東京都内の児童館で始動し、現在都内92の児童館において活動を展開しています。*
2019年から2020年にかけて、JUMP-JAMの研修を受けた合計275名のスタッフのうち158名(57%)が女性、定期的なJUMP-JAMの活動に参加している約2,280名のうち1,152(50%以上)が女の子でした。遊びに焦点をおくJUMP-JAMは女の子も参加しやすいプログラムとなっています。
【女の子のコーチングガイドと研修】
NikeとWe Coachは、世界各地の専門家グループのサポートを受けて（日本ではルーデンスジャパンが監修）、世界中のコーチに女の子を力づけるツールキットを制作。スポーツは女の子にメリットをもたらす大きな可能性を秘めていますが、そのためには適切な導入が必要です。女の子が参加しやすい遊びとスポーツの文化を築くことを目的に、無料の『女の子のコーチングガイド』を提供しています。
【ブラドネーション活動】
ナイキはこれまで、地域パートナーを通じて女の子たちにスポーツブラの寄付を行いました。多くの女の子が思春期の身体の変化がきっかけでスポーツを辞めてしまいます。個々に合ったスポーツブラの正しいサイズを理解して、適切なスポーツブラを着用することで、これまでと同様に安心し、自信を持って女の子がスポーツを続けられるようナイキは、これからも地域パートナーと連携して女の子をサポートしていきます。
