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  • 2024.05.20

アディダス契約選手のテーブス流河選手とテーブス海選手の兄弟対談が実現!

アディダス ジャパン株式会社は、5月12日(日)にバスケットボール選手の「テーブス 流河」選手(ザ・ニューマン・スクール)と、2024年より複数年契約締結を発表。

アディダスがテーブス流河選手と複数年契約を締結

そして今回、同じくアディダスの契約選手でテーブス流河選手の兄である「テーブス海」選手との対談インタビューが行われた。

― 今回、流河君が正式にアディダスと契約をしました。その率直な感想をまず流河君お願いします。
(流河)以前からずっと海がアディダスで契約していて、自分もいつか契約したいなと思っていたので、今、それが叶えられて、率直に嬉しいです。


―海君より2歳若い19歳での契約になりますけど、海君はそれを聞いた時どう思いましたか?
(海)もう素直に嬉しいですし、やっぱり自分はずっと高校生の時からアディダスにすごいよくしてもらっていて、本当にたくさんお世話になったブランドに、弟も契約できるという、やっぱり嬉しさというのはありますし、それを自分より2年も早く契約できる選手になれたことを、やっぱりすごい誇りに思います。


―流河君はアディダスを背負う選手としてどんな選手になりたいですか?
(流河)常に他の選手の模範となるような選手になりたいです。そのためには、自分の良さを活かして、コートの中でもそれを常に表現できたらいいなと思います。


―兄から弟にはどんな選手になってほしいですか?
(海)本当に流河には流河しかできないプレーがたくさんありますし、特に日本の中ではあまりいないようなタイプのガードだと思うので、それをそのまま成長させていって、どんなところであっても一番の選手になってほしいなと思います。


―流河君からすると海君は6歳上のお兄さん。ずっと背中を追ってきた部分があると思いますが、現時点での兄の存在はどんな存在ですか?
(流河) 昔から変わらず憧れの存在で、ずっと背中を追い続けたい存在です。


―特にどんなところが憧れの存在ですか?
(流河)そうですね。やっぱりプレーをマネしたいという存在。いろいろとアメリカでも海の動画を見て参考にしています。
(海)絶対にうそやん(笑)
(流河)うそじゃない。


―現時点で自分自身としてどんなところを強みとしていますか。
(海)僕は現在Bリーグでやっている中で、サイズの大きいポイントガードとしてそこをまず活かすように意識しています。あとは、ゲームコントロールとスピード。そこは自分にしかできないところでもあると思うので、結構意識してやっています。
(流河)自分はシュートとドリブルパス、という感じですかね。


―お互いが見て、ここが凄いと思うところはどこですか。
(海)お互いでタイプは結構違うと思います。僕はどっちかというと体を活かしたプレーが多くて、流河はどちらかというと技術がすごく優れていますよね。子供の時からシュート、パス、ドリブルの技術の成長がものすごく早い。今見ていてもコート上でできないことが逆に少ないというか、ないと言っても過言ではないくらいにドリブルも両手完璧に使えますし、シュートもどんな位置からでも決められます。パスもいろんな工夫をして出せるようになっているので、流河は技術面では本当に優れているなと思います。(流河)僕自身、スキルは自信を持ってプレーしていますけど、やっぱり海はゲームメイクがすごいと思います。
そのIQとかパス1つにしても、いつ得点しに行くかとか、いつここでパスするのかっていうのを全部わかってるんじゃないかなっていう。すごいなと思います。


―では、パーソナルな部分の質問ですが、お互いの性格をひと言で表すとすると。 流河君から海君は?
(流河)自信満々。
(海)真面目。


―では、相手に対して嫉妬するところは?
(海)流河に嫉妬するところは、すごく自分に厳しいんですよ。厳しいというか、甘い考えがなくてめちゃくちゃストイックですし、常に振り返りながら、どうしたら前に進んでいけるか。どうしたらうまくなれるかとかをすごい考えるタイプだと思うし、この歳でそれをできている。自分はできなかったので、それはものすごくうらやましいですね。

―逆に流河君が嫉妬するところは?
(流河)身長です。
(海)だけよな(笑)
(流河)海は188cm、自分184cmから185cmくらい。
(海)4cmくらいの差。もう伸びないよね。
(流河)いや!まだ可能性はあります。
(海)たぶんもう伸びない。(笑)
手足は昔から流河の方が大きくて、小学校、中学校のときからすごく腕が長い、手もでかい。
もう190超えるとみんなが思っていたよね。
(流河)そうやな~。
(海)残念やな。
(流河)がっかりやわ(笑)


―それではそれぞれ、バスケの好きなところを教えてください。
(海)僕のバスケの好きなところは、競争の部分ですかねやっぱり。
試合までの過程、練習や準備とかいろいろありますが、やっぱり試合での相手との競争、自分との競争が一番魅力的かなと思います。
(流河)僕は、努力してゴールを達成するという気持ちが一番楽しいです。


―では、海君がバスケを始めたきっかけは?
(海)僕がバスケを始めたきっかけは、小学校4年生まで学校の友達とサッカークラブに入ってやっていたんですけど、途中で学校の休み時間に友達がいきなりバスケをやり始めて、一人でサッカーやるわけにもいかないので、友達とバスケをやろうってなったのが初めてのきっかけかなと思います。
(流河)自分は兄がやっていて、お父さんもコーチやっていて、気づいたらボールを触っていたという感じですね。


―バスケ人生の最大の目標は?
(海)具体的な目標はなくて、これを達成したいとか。まあ、あるんですけど。自分の生まれ持った才能というかポテンシャルを最善に生かすことが一番大事な目標です。
(流河)自分はNBAに行きたいです。


―生まれ変わるとするならば、誰になりたいですか?
(海)生まれ変わるなら? 誰だろうな。生まれ変わるなら流河?まあそれもええけど(笑)
(流河)生まれ変わるなら…、レオナルド・ディカプリオ(笑)モテてみたいです。


―兄弟でお互いに刺激になっている部分はありますか?
(流河)そうですね。昔からアメリカでプレーして、何回も失敗を繰り返して挫折を繰り返して、それでも起き上がる姿をやっぱり一番見ていました。それを自分も見ていて、その気持ちを持ってアメリカに行ったのでよかったです。
(海)僕はもちろん、弟がアメリカに行ってすごく頑張っているのは刺激になっているんですけど、それ以上に6歳下なので、どうしても成功してほしいという気持ちが強いですし、すでにここまで来ているということを誇りに思う感情の方が強いですかね。


―流河君、兄からのアドバイスで一番印象に残っていることは?
(流河)アドバイスとは違うかもしれないですが、自分がNBAという、ずっと前から誰にも言っていない目標を、初めて海に話したら、「いや、おまえはそれ以上、もっと上にいける」と言ってくれたのが印象に残っています。

―ここまで兄弟の話を続けてきましたが、お二人にとってご両親はどんな存在ですか?
(流河)バスケだけじゃなく、人生で活かせるようなアドバイスというか、そういう土台をしっかりと自分たちに作ってくれて、とてもありがたい存在です。
(海)本当にその通りで、自分たちが夢に向かって挑戦していく上で、一番助かることといえば、親からの愛情が存分にあるからこそ、失敗をあまり恐れないでいられるところ。もし目標を達成できなかったら親にこう思われるとか、そういうのが全くなかった。バスケの試合で昔からよく言われていたのが、何点取ってもゼロ点でも、同じくらい愛しているっていうのを、子供のときから言ってくれていました。家族は覚えているか分からないけど、僕は結構覚えています。それがあるからこそ、バスケだけじゃなくて、いろんなことに挑戦できるマインドになっているのかなと思います。それはめちゃくちゃ感謝してますね。
(流河)間違いないです。


―特にお父様(BT テーブス・元Wリーグ富士通HC)はさまざまなチームでコーチをやってこられていますが、二人への接し方、特にバスケに関しては、何か違いはありますか?
(海)違いますね。僕が長男ということもあって、すべてが最初の経験だったというか、試したみたいな。(笑)
だから、お父さんともよく話しますが、いろいろ初めての子供で上手くいったこととや上手くいかなかったことがあった。特に僕にはどっちかというと小さい時から厳しく指導してくれた。今を振り返るとすごく良かったなと思うんですが、正直それで喧嘩をすることもあった。流河は二人目なので、厳しくももちろん言いますけど、どっちかというとすごくサポートしてくれる印象。
(流河)いや、本当に厳しく言われたことないですね、バスケだと。
逆に、私生活の面で結構怒られることはあったんですが、基本的には海が怒られたのを見ているので、自分は怒られないというときは結構ありましたね。


―おかあさんはバスケ詳しいのですか?
(流河)あ、めっちゃ詳しい。
(海)詳しくない(笑)。
(流河)え、詳しいよ。
(海)詳しくないけど詳しいみたいな話し方するやん(笑)。
(流河)たまに、「確かに」みたいに思うことあります。
結構Bリーグの試合もみていて、海の試合じゃなくても結構見てます。(海)確かに(笑)横浜Bコルセアーズの試合とかめっちゃ見るらしいです。
最初僕がミニバスとかを始めた時には多分何も分からなかったんですけど、これだけ息子たちがずっとバスケやってると、さすがに詳しくなったかもね。


―今回、兄弟そろって、正式にアディダスアスリートになりました。バッシュへのこだわりを教えてください。
(海)僕はやっぱり、履き心地とデザインですかね。あと、比較的ローカットを好んで履きますね。僕自身、足幅が細い方なので履き心地を色々試しながらですが、あとは、自分のその時着てるユニフォームに合うようなカラーとかデザインはやっぱりこだわりますね。
(流河)自分はまず、デザイン、軽さを優先に考えています。あとは実際にプレーをしたときに柔らかさを感じられるかも大事だと思ってます。

―最後になりますが、今年は大事な大会も控えています。海君は夏に向けた思いを聞かせてください。
(海)僕は去年のワールドカップ直前までメンバーに入っていて、本当に直前で落選してしまって、その悔しい思いというのはまだかなり残ってます。だからこそ次の夏に向けては、必ずメンバーに残って、チームが目標としているベスト8にちょっとでも貢献できるように頑張っていきたいなと思います。


―どんなプレーで貢献したいですか?
(海)代表の中では河村勇輝選手、富樫勇樹選手が2人、僕とは全くタイプの違う素晴らしいポイントガードがいるので、そことは違った大型ガードとして違う味をチームにもたらせたらなと思います。


―流河君は日本代表への思いを聞かせてください。
(流河)小さい頃から、ずっとテレビで見るような存在だったので、ずっとここでプレーしたいな、というのは気持ちとして思ってます。これからも日々努力して、一歩でもその舞台に近づけるように頑張っていきたいと思います。


―過去、公式戦などで同じチームでプレーしたことは?
(海・流河)ないですね。


―同じチームでできる可能性はありますか。
(流河)そうですね。タイプが違うガードですしね。僕は2番ポジションもできるような選手になっていきたいという気持ちもあるので、1番は海に任せて、2番は自分というのが理想の形ですかね。


―いつか、それを日本代表で実現してくれますか。
(海)そうですね。6歳も離れていますけど、実現したいですね。2年後とかには22歳と28歳。もちろん自分も代表に入らないといけないですけど、流河にももうちょっと頑張ってもらわないとね(笑)
(流河)頑張ります。


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