• PRODUCTS
  • 2024.04.18

アシックスが「TEAM JAPAN」に提供するオフィシャルスポーツウェア

アシックスは、パリ2024オリンピック・パラリンピック競技大会に出場するTEAM JAPANが着用するオフィシャルスポーツウェア、シューズ、バッグなどを作製し、公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)および公益財団法人日本パラスポーツ協会日本パラリンピック委員会(JPC)に提供します。
これらのアイテムは、表彰式や選手村などで使用されます。


〇コンセプト
「パフォーマンスとサステナビリティの両立」
アシックスは、すべての人々の将来世代に続く心身の健康に貢献することを使命とし、そのためには健やかな地球環境が不可欠と考えています。史上最もサステナブルな大会を目指すパリ2024オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、優れた機能性を持たせながら環境に配慮したアイテムを提供することで、スポーツを守り、継続させるにはどうすべきかをアスリートとともに考えたい、との想いを込めました。


〇アイテム
キーカラーにはTEAM JAPANを象徴する「TEAM JAPAN RED」に加えて「サンライズレッド」を採用しています。メインのアイテムとなる「ポディウムジャケット」には、「TEAM JAPAN RED」を基に過去大会のTEAM JAPANのイメージを踏襲し、「サンライズレッド」のグラデーションカラーを採用しました。「パリの日の出」をイメージし、朝焼けに空が赤く染まる力強さと暖かさをグラデーションで表現しています。

競技会場や選手村で着用するTシャツ「ショートスリーブトップ」は、決断や強さを表す日本伝統の吉祥模様である「矢絣(やがすり)」を取り入れた「YAGASURI グラフィック」を採用しました。一枚の生地から複数の型取りを行うことで、一つひとつの柄の配置が異なりながら、全体で見ると統一感のあるデザインとなっています。

また、開発コンセプトである「パフォーマンスとサステナビリティの両立」に沿って「Conditioning(コンディショニング)」、「Sustainability(サステナビリティ)」、「Diversity(ダイバーシティ)」の3つのテーマを設けました。


1.Conditioning
今大会は寒暖差が大きいことが予想されるため、試合に向けてのコンディション調整に適したウェアを目指しました。「ポディウムジャケット」に、前回大会で開発し好評いただいた、衣服内のムレを軽減し快適な着心地を追求したアシックス独自のテクノロジー「ACTIBREEZE(アクティブリーズ)」を搭載しました。開催地の環境に対応するため新しい通気構造を採用しており、アシックススポーツ工学研究所の「アシックスボディサーモマッピング」を基に、動きに追従し孔が開閉するメッシュ素材を適所に配置することで効果的な通気を提供し、衣服内を快適に保つ設計にしています。


2.Sustainability
アシックスは2050年までに温室効果ガス排出量実質ゼロを目指しています。「ポディウムジャケット」と「ポディウムパンツ」は、リサイクル材の採用や再生可能エネルギーの活用などさまざまな温室効果ガス排出量の削減施策を行い、前回大会と比較して約34%削減しました。また、製品の環境負荷を透明性をもって開示するため、各アイテムの製品ライフサイクル(材料調達・製造・輸送・使用・廃棄)で排出される温室効果ガス排出量(カーボンフットプリント)をプリントしています。

今回算出したカーボンフットプリントの合計は、122トンCO₂e※です。パリ2024オリンピック・パラリンピック競技大会の「クライメート・ポジティブな大会」を目指す方針に賛同し、アシックスはこのたび、算出したカーボンフットプリントの合計を超える200トンのカーボンクレジットを購入しました。このカーボンクレジットは信頼性や品質が担保されたパキスタンのマングローブ再生プロジェクト「デルタ・ブルー・カーボン」の支援に充てました。

オフィシャルスポーツウェアにおける環境負荷低減への取り組みは以下をご覧ください。
https://www.asics.com/jp/ja-jp/mk/teamjapan

※算出対象:JOCとJPCの全アイテム、AOC(オーストラリアオリンピック委員会)のポディウムジャケット、ポディウムパンツ、シューズ



3.Diversity
「多様性と調和」を重視し、オリンピックとパラリンピック、また競技の枠も超えて一つのチームであることを意識しながら、選手個人が輝けるウェアの開発を目指しました。見え方が一着ごとに異なりながら統一感もあるデザインとしたほか、「ポディウムジャケット」にはさまざまな年齢、性別の方にフィットするように新しいデザインのシルエットを採用し、Tシャツにはスタイリングを自由に楽しめるようビッグシルエットも用意しています。


〇アイテム一覧(全12アイテム)
ポディウムジャケット
ポディウムパンツ
フレンチテリーフルジップフーディ
フレンチテリーパンツ
ハーフパンツ
Tシャツ(2種類)
ポロシャツ
バックパック
シューズ ソックス(2種類)


〇シューズについて
シューズに使われている材料を容易に分別しリサイクルできるようにしたランニングシューズ「NIMBUS MIRAI(ニンバスミライ)」をベースに作製しています。クッション性を重視した高機能モデルのひとつで、品質や性能を保ちながら、各素材をリサイクルできるようにしたのが特徴です。

ASICS

https://www.asics.com/jp/ja-jp/mk/teamjapan

RELATED NEWS

  • INFO

バスケットボールシーンに新たな風、アシックスが展開する架空のストリートボールチーム「MIDTOWN KRAKENS」コレクションを紹介

去る9月8日、アシックスによる招待制トーナメント「GRIP(グリップ)」が株式会社アシックス本社のアトリウムで開催されました。この大会は新たなバスケットボールイベントとして参加者はもちろんSNSなどを通じて多くの人々の記

LATEST NEWS