エアの新時代 ナイキ エア マックス Dn
アイコンをまるっきり新しく思い描くとすればどうなるだろうか？今あるものにほんの少し手を加えるだけではなく、全く新しいシューズがどう見えて、足でどう感じるべきかを思い描き、形にして誕生させるのです。
ナイキが30年以上も前から取り組んでいるフットウェア クッショニング変革の新世代を担うのは、大胆でスマートなナイキ エア マックス Dn。自己表現を足元から支える全く新しい形と、空気（エア）の上で歩くような感覚を提供します。
ナイキのイノベーション、デザイン、エンジニアリングとリサーチの各チームは、これまでにない見た目や感覚のシューズを作ることにこだわってきました。その答えとして、Dynamic Air(ダイナミック エア)が開発されました。
ナイキ エア マックス Dnに初めて採用されるこのダイナミック エアは４つのチューブ状のナイキ エア バッグからなる構造で、驚くような快適さ、スムーズな乗り心地と今までにない弾性を提供します。エア ユニットの気圧は２種類で、踵は高め（15psi）、前足部は低め（5psi）に設定してあり、足を動かすと空気がエア ユニット内のチューブ間を自由に流れます。動いている足からの圧力にエアが反応することで、一歩進むごとに単に快適だけではなく、足とシューズが対話するようなスムーズさを感じられます。
ナイキ ライフスタイル フットウェア担当のプロダクトディレクター レジー・ハンターは次のように話しています。「これを『ダイナミックモーション』と呼んでいます。気室が独立した構造なので、一歩進むごとに身体の荷重にエア バッグが反応することができます。エア バッグがリアルタイムで足に反応するので、踵からつま先への滑らかな動きを感じることができます。ナイキ エア マックス Dnで初めてこの感覚を実現することができました。」
当初からナイキのデザイナーやエンジニア、ナイキ エア マニュファクチャリング イノベーション（Air MI）とナイキスポーツ研究所(NSRL)の科学者が協力し、より効率的に快適さと足運びが提供できるエアのシステムを作ろうと取り組みました。しかし、彼らは、足の下に置かれたダイナミック エアの感覚だけが唯一の特徴のシューズでは十分ではないことを知っていました。エア マックス愛好者たちがこれまでに見たこともない、新鮮な見た目のシューズであることが必要と考えたのです。
ナイキのイノベーションチームは、30年以上エア マックスの科学や先端的製法を開発してきた経験をもとに、Dnのこれまでにない履き心地を実現しました。研究室で試作品を作ってテストをする前にDnのエア バッグを素早く正確にテストするため、有限要素分析などのデジタル技術も活用しています。例えば、エア バッグの耐久性の試験には、ほんの数時間で、シューズを1年分消耗させた状態をデジタル上で作り出すこともできます。このようにより早く答えを得られるようになったことで、アスリートからの意見もより早くあつめ、試作、試験、改良の繰り返しを早いスピードで行えるようになりました。
ナイキVP、NXTフットウェアのキャシー・ゴメスは次のように話しています。「直感に反しますが、このような精密なテストを通じて、驚きを見つけることもあります。例えば、ナイキ エア マックス Dnで、着地の衝撃を受けてからの足の動きを滑らかにするためには、踵の部分に最も気圧が低く柔らかいチューブが使われるべきと考えがちです。しかし実際には、踵に一番硬めのチューブを使い、中足部に柔らかいものを使うことによって足運びが一番良くなることを発見しました。」
ナイキの各チームが協力し、一日中快適でスタイル性に優れたシューズを作るためにあらゆるディテールにこだわりました。TPUのシャンクアーチクリップは中足部の構造とサポートを高め、TPUヒールカウンターがアキレス腱を支えます。射出成形のファイロンのフォームがエア ユニットの周りを囲んで足の下の快適さを提供する一方、ストリートを歩く時に適したラバーのアウトソールが踵部分を覆い、グリップ性と耐久性を提供します。
アッパーでも踵からつま先への、夢のように滑らかな足運びの感触を表現しています。素材チームは、シリコンにも似た素材をレイヤリングして立体感のあるプリントにした新しいテキスタイルの採用を提案しました。エア ユニットは、ナイキのエリートパフォーマンスシューズにも用いられるのと同じレベルのイノベーションや科学研究の成果を駆使してデザインされた他の全てのシューズの部材と一体となって機能します。その結果、これまでとは違う、エアの未来を新しく表現する大胆なエア マックス モデルが出来上がりました。
ハンターは次のように話します。「既成のものを壊すところから新たな対話が生まれます。また、その破壊が好奇心の扉も開きます。エア マックスを愛用している世代の人がナイキ エア マックス Dnを履いて衝撃を受けてくれたなら、私たちにとって正しい仕事ができたと言えます。ただ、ナイキ エア マックス Dnを作った理由は単に特定の人たちに魅力を感じてほしいということではなく、あらゆる人々が手に取り、触って、知って、そして履いてみたいと思うシューズをデザインしたかったからです。何よりも履いて欲しいです。ぜひ履いてください。」
新しいシューズが画期的なものであれば、エアのようなプラットフォームも話題になるとゴメズは考えます。ナイキ エア マックス Dnはエア マックスの新しい時代の扉を大きく開く存在となります。ゴメスは次のように話します。「ダイナミック エアの採用で、エアの感触がどうあるべきかという期待の基準が高まりました。私たちは常に、より優れたものをアスリートに提供したいと、自分たちへの期待値を高めています。使える限りのすべてのツールや専門知識を使ってエアの新しい感覚を生み出し、それが的確に提供できるように努めています。おそらく何より大事なのは、理に叶う範囲で可能性の限界を超えるものを作っていくということです。エアの発展はまだ始まったばかりです。」
ナイキ エア マックス Dn
¥20,130(税込 )
ナイキ エア マックス Dn オールナイト カラーと、その他のカラーは、エア マックス ウィーク 2024の一環として、3月26日にNIKE.COM及び一部のNIKE販売店にて、キッズ サイズを含む展開で発売予定です。ナイキ エア マックス Dn オールデー カラーは大人用サイズのみの展開で、SNKRS及び一部の取扱店にて発売予定です。詳しくはSNKRSをご確認ください。
