リサイクルの先へ「PUMA × FIRST MILE」
グローバルスポーツブランドのプーマとFIRST MILE (ファーストマイル)は、リサイクルプラスチックから生まれたサステナブルなスポーツウェアコレクションを共同で開発しました。
FIRST MILEは、ハイチ、ホンジュラス、台湾の廃棄物の再生を行うコミュニティと提携しリサイクルポリエステルを調達しています。現地で回収されたペットボトルを仕分け、洗浄し、様々な工程を経てポリエステルの糸に生まれ変わらせています。ごみや環境汚染を減らすだけでなく、現地の人々を雇用し持続可能なシステムを創出しています。
「PUMA X FIRST MILE」は、ワークアウトのなかに最高のパフォーマンスを提供します。素材はFIRST MILEのネットワーク、道端や運河、埋め立て地から現地の人々が回収したペットボトル等のプラスチックごみから構成されています。
プーマのサステナビリティ部門を率いるステファン・ザイデルは、次のように語っています。
「FIRST MILEとのパートナーシップにおいて重要なのは、社会的インパクトをもたらすこと。2020年の商品を作るために、私たちは海中と埋め立て地から回収した40トン以上のプラスチック廃棄物を繊維に変換しました。これはおよそ1,980,286個のペットボトルが再利用されたことを意味します。Tシャツ、ショーツ、パンツ、ジャケットにいたるまで、今回のコレクションに含まれるすべてのウェアは、83%~100%の割合でサステナブルな糸から作られています」
FIRST MILEのパートナーシップ責任者を務めるケルシー・ホーリング氏は、次のように語っています。
「コレクションを購入する人々には、単にサステナブルな商品を選択しただけではなく、商品を通じて活動に携わる起業家たちとのつながりを感じることで、心から満足してもらえたらと思います。プラスチックごみが商品に生まれ変わるまでのファーストマイルと、商品が消費者に届くまでのラストマイル――この一連のつながりをより強くすることで、サステナブルな運動が未来へと続いていくことでしょう」
プーマとFIRST MILEとのコラボレーションは、地球環境への負荷を減らし、 「FOREVER BETTER (よりよい未来へ)」を目指すための取り組みの一つです。
- FIRST MILE
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FIRST MILEは世界中のブランドと協力して、責任を持って回収されたリサイクルポリエステルを調達しています。廃棄物の再生を行うハイチ、ホンジュラス、台湾のコミュニティとのネットワークにより、9,600万本以上のペットボトルから収入の機会を生み出しました。現在、ファーストマイルはThread International PBC INCが所有し、「Ground to Good fabric」という名前で運営されています。名前が新しく進化した今も、透明性と社会的影響に対する当社のコミットメントは変わりません。