アシックスが「ASICS State of Mind Index」を公開
アシックスが世界の人々における運動とメンタルヘルスの関係性を調査した「ASICS State of Mind Index(アシックスステートオブマインドインデックス)」の調査結果を公開。
その詳細は以下となっている。
【調査結果のポイント】
・ポジティブな精神状態を10項目に分類しスコア化※1したところ、アクティブな人々(運動時間が週150分以上の人々)の平均スコアは100点満点中68点で、非アクティブな人々(運動時間が週30分未満の人々)の平均スコアは56点だった。
・どの世代でも運動とメンタルヘルスには正の相関関係がみられ、57歳以上の世代のスコアが最も高く、18~24歳の世代のスコアが最も低かった。
・参加したのは16か国37,000人で、参加者全員の平均スコアは64点だった。国別では以下の通り。中国77/インド74 /タイ74 /アラブ首長国連邦68 /スペイン65 /シンガポール64 /ブラジル64 /オランダ63 /ドイツ63 /イギリス63 /フランス62 /オーストラリア62 /スウェーデン60 /米国59 /イタリア57/日本51(100点満点)
※1 10の認知的および感情的特性(冷静さ、しなやかさ、ポジティブさ、充実感、リラックス、自信、鋭敏さ、穏やかさ、集中度、エネルギッシュさ)を独自の方法でそれぞれ点数化。点数が高いほどポジティブな精神状態であるといえます。
【調査概要】
調査期間:2021年11月12日~12月13日
回答者数:16か国37,000人※2
調査方法:オンライン調査
※2調査した国:オーストラリア、ブラジル、中国、フランス、ドイツ、インド、イタリア、日本、オランダ、シンガポール、スペイン、スウェーデン、タイ、アラブ首長国連邦、イギリス、米国。
世代:18~24歳(Z世代)、25.40歳(ミレニアル世代)、41~56歳、57歳以上に分類。
調査の結果、アクティブな人々のほうが非アクティブな人々よりポジティブな精神状態になりやすく、アクティブな人々の平均スコアは100点満点中68点で、非アクティブな人々の平均スコアは56点でした。
Inactive:週30分未満の運動/Fairly active:週30~149分の運動/Active:週150分以上の運動
57歳以上の世代はスコアが67点で、アクティブな人々が全体の54%でした。一方、18~24歳(Z世代)はスコアが59点で、アクティブな人々が全体の45%でした。
日本国内を対象にした調査では、アクティブな人々のスコアは55点で、非アクティブな人々のスコアは48点でした。
また、日本の57歳以上の世代はスコアが54点で、アクティブな人々が全体の37%、一方、18~24歳(Z世代)はスコアが52点で、アクティブな人々が全体の28%でした。
そしてアシックスは今後、「約15分9秒」の運動を習慣化する「15:09 Uplift Challenge(15分9秒アップリフトチャレンジ)」キャンペーンなど、多くの人々に心の高揚を体験してもらう為の取り組みを実施する。
「15:09 Uplift Challenge」キャンペーン
6月1日のグローバルランニングデーから1か月間、「15:09 Uplift Challenge」キャンペーンを実施。アンバサダーの有森裕子さん、野口みずきさんらが参加を呼びかけ、「15:09 Uplift Challenge」をサポート。キャンペーンには、15:09の運動(ウォーキング、ランニングなど)で心が高揚する様子を、#LiveUpliftedを使用して、TikTok、Instagram、Facebookに投稿することで参加できる。
- ASICS State of Mind Index