• PRODUCTS
  • 2022.04.11

ナイキが取り組む、従業員、コミュニティ、地球のための目標

20年にわたり、わたしたちはコミュニティ、地球、そして人々のために、パーパス(存在意義・目的)を実現するための歩みをしっかりと記録してきました。この進捗の報告を通じて透明性を図るとともに、心を新たにさらなる進歩を目指します。2021年度インパクトレポートは、意欲的な2025年の目標への進捗を確認する最初の機会となります。

わたしたちの柱とする、従業員(PEOPLE)、コミュニティ(PLAY)、地球(PLANET)におけるハイライトは以下のとおりです。

従業員の間でも、組織のすべてのレベルで少数派を代表する存在を確保するため、目標を設定し責任を持って取り組んでいます。たとえば去年から、ディレクターレベル以上の米国の人種的および民族的マイノリティの数を30.3%まで4ポイント以上増やし、世界全体でもリーダーシップの役職に就く女性の数を43%まで4ポイント近く増やしました。私たちは健康で活動的なライフスタイルを推し進めることがナイキの文化の核にあるという信念を一貫して築いてきており、従業員や家族の身体的、精神的、経済的な幸福をサポートすることに重点をおく新しい独自の福利厚生パッケージも提供しています。

各国および地域のパートナーシップへの出資を通じて、わたしたちは世界中の子どもたちや地域社会にとって重要で前向きな変化の推進にも貢献しました。わたしたちは、さまざまな協力を通じて、世界中で女の子55%を含む60万人近くの子どもたちと接してきました。そして、スポーツをもっと身近で親しみやすいものにするために、その楽しさと基本を教えるためのベストプラクティスとツールを2万4千人以上のコーチに共有しました。わたしたちは、平等、包摂的で活動的な地域社会のために前年度の税引前利益の3.4%に相当する合計9,770万ドルを出資しました。これは、2020年度の目標である税引前利益の1.5%だけでなく、2025年の目標である2%の出資も大きく上回っています。

業界最大手の会社として、わたしたちにはバリューチェーン全体を通じて持続可能なイノベーションを新しい視点から考える責任があります。2021年度には、リサイクルを増やすことでフットウェア製品サプライヤーにおけるナイキの生産から排出されるスクラップの100%が埋め立られることなく転用されました。また、スクラップや現行のプラスチック、糸、繊維を再利用し再考することで、排出量を大幅に削減しました。わたしたちには、100%再生可能エネルギーを使用し、保有車両を電気自動車に変更することで、所有・運営施設における温室効果ガス排出絶対量を70%削減するという目標があります。今日、その目標の78%を達成しています。

ナイキは従業員にもパーパスの目標達成に参加する機会を提供しています。こちらは、ベルリンのナイキ・コミュニティ・アンバサダー・プログラムのコーチがバスケットボールチームの指導にあたっているところです。

Center for Healing and Justice through Sport (CHJS=スポーツを通じた癒しと正義のためのセンター)のイベントに参加するコーチと子どもたち。CHJSの活動はナイキが女の子50%を含む子どもたちが活動的に過ごすことにより永続的な影響を生み出そうとする、アクティブ・キッズと題する目標の達成につながります。

インディアナ・リバウンド施設で少しだけ使われたナイキとジョーダンのシューズを検品、清浄、修理するナイキ従業員。2020年の10倍の製品の寄付、修理あるいはリサイクルを2025年に向けての目標の一つとしています。

香港のShek Lei(石籬)グラインドコートは、2万足あまりの使用済みスニーカーから作られたナイキ グラインド素材で舗装されています。ナイキ グラインドの活用開始から30年になりますが、この素材は今やプレーグラウンドの路面に加えて、携帯電話ケースやカーペットの緩衝材などの製品にも活用されています。

NIKE

https://www.nike.com/jp

RELATED NEWS

LATEST NEWS