アルティーリ千葉の屋外広告が千葉市都市文化賞2021の優秀賞を受賞!
今季からB3リーグに加入したアルティーリ千葉が千葉市都市文化賞2021の優秀賞を受賞。グランプリにはZOZO本社屋が選ばれている。景観広告部門に選ばれたアルティーリ千葉のプロモーションとは、千葉市鉄道やバスなどの交通広告をジャックしたもの。
突然現れたのはチームカラーのネイビーに描かれたチーム名「Altiri Chiba」と「THE GREAT HISTORY BEGINS」というメッセージのみ。バスケットボールの文字もボールすらない広告には、「一体これはなんなんだ?」と多くの声がよせられた。
チーム名とチームカラーからはとにかく力強い重厚な格好いいイメージ。そして「THE GREAT HISTORY BEGINS」というメッセージからは一緒に素晴らしいクラブを作っていこうというポジティブな意思が伝わってくる。
千葉市都市文化賞2021の総評にもあった通り、都市文化とは何かをテーマに考えると「都市」も「文化」もまぎれもなく人間が生み出した「物語」だと捉えられる。アルティーリ千葉の物語の始まりが、都市にとって新しいスポーツ文化の始まりと捉えられているのは、すばらしいことだろう。
このプロモーションを手掛けたのが、アパレルブランド NEXUSⅦ. (ネクサスセブン) を主宰する今野智弘氏。彼自身が千葉出身という縁がありアルティーリ千葉のクリエイティブ ディレクターとして抜擢された。今野氏はSNSでその意図を投稿している。
「ただ、ロゴ入れただけの様に思えるかも知れませんが、何となくやった訳ではなく何段階かのプロモーションフェーズを考えた上でのファーストステップが『アルティーリ千葉』のチームロゴと『BLACK NAVY』と呼ぶチームカラーの擦り込みに重きを置く展開でした。何よりも動く物にたくさんの情報量を入れても見ている人達は受け取りづらいものなんです。。
Simple is Strong.
これからも『アルティーリ千葉』を応援宜しくお願い致します!」
Bリーグチャンピオンである千葉ジェッツにつづき、このようなクラブが出現した千葉県はバスケットボールで新たな都市スポーツ文化が生まれそうな期待感にあふれている。アルティーリ千葉の物語はどうなるのか? 今後も注目していきたい。
- アルティーリ千葉