• INFO
  • 2021.06.03

ASICSが「MindUplifter」を公開

ASICSが、スポーツを行うことで心がどのように変化するかを可視化できるシステム「MindUplifter(マインドアップリフター)」を開発し、グローバルランニングデーである6月2日から無料で一般公開を開始。世界各地で100万人の参加、利用を目指す。

ASICSは創業哲学の「健全な身体に健全な精神があれかし」を表すブランド・スローガン「Sound Mind, Sound Body(サウンドマインドサウンドボディ)」をテーマとしたグローバルブランドキャンペーンを現在展開中。
このキャンペーンは、コロナ禍で影響を受けている世界中の人々の心身の健康を維持するためのスポーツの促進や、特に精神にもたらす効果について検証し、スポーツが持つ意義を改めて認識しようとする試み。

「MindUplifter」もその一環として実施するもので、スポーツによって得られる精神的な変化を具体的に明らかにすることで、日々の生活を前向きでより豊かに過ごしてもらいたいという思いから企画されている。

この「MindUplifter」は、脳科学や被験者の運動データなどを分析し、スポーツが感情と認知能力に対しどのように貢献したかを定量化することで可視化できるようにしたもので、ニューロインフォマティクス企業のEMOTIV社とキングス・カレッジ・ロンドンのブレンドン・スタッブス博士と協力して開発。

Mind Uplifter特設サイトにアクセスし、顔認証を行う画面にて自身の顔をスキャンし、科学的根拠に基づき開発した質問に回答。その後、ランニング、スイミング、野球、ヨガなど指定された20種類のスポーツから1つを選択し、20分程度の運動を行う。その後、再び顔認証と質問への回答。これにより、運動の前と後における脳と感情の状態が測定され、精神状態の変化を判定することが可能になる。

精神状態は「冷静さ」「充実感」「集中度」など10項目に色分けされ、カラーパレットで表示され、判定結果は、各ユーザーのデータを集約し、世界の人々が運動することでどれだけ健やかな気分になれたかを一目でわかるようにした「WorldUpliftMap(ワールドアップリフトマップ)」で見ることもできる。

ブレンドン・スタッブス博士のコメント
運動は、メンタルヘルスとWell-being(ウェルビーイング)の維持に非常に重要な役割を果たしており、今後ますます重要になっていくでしょう。このたび、EEG測定(脳波測定)を使用した独自の方法により、かつてないほどスポーツの高揚力を確実に測定できるようになりました。私たちの希望は、できるだけ多くの方に、運動することで心も動かし充足感を実感していただくことです。

Uplifting Minds Project

https://www.asics.com/jp/ja-jp/mk/uplifting-minds

RELATED NEWS

LATEST NEWS

  • EVENT

北陸バスケットボール復興支援【HOKURIKU PLAYGROUND Renovation Project】が発足! クラウドファンディングが4月23日(火)19時スタート! 各界の著名人より応援コメントも続々集結!

公園やストリートから日本のバスケを盛り上げていく活動を行っている一般社団法人ピックアッププレイグラウンド(代表理事/秋葉直之 ※以下PUP)が、能登半島地震の復興支援の一環として、石川県の内灘町総合公園(石川県河北郡内灘