隠れた魅力 ‘AJ 11ボックスの歴史’
コートに登場した瞬間に、スポーツの域を超越するシューズ。そんな希少なモデルの1つが、エア ジョーダン 11だといえるだろう。背番号23の伝説的プレーヤーが最初に着用したのは、アイコニックなコンコルドのカラー。だがキャリアで最も感動的なタイトルを獲得したときには、ブラックとレッドのデザインを履いていた。エア ジョーダン 11 ‘Bred’が、いつまでも記憶に残るJumpmanモデルの1つとして定着した瞬間だった。
すべての始まりは1996年。この年に活躍したモデルの目印は、ハイカットのエナメルレザー、ホワイトの縁、バリスティックメッシュに加え、ブラック、レッド、ホワイトの極めてクラシックなカラーだ。オリジナルバージョンの発売時には、「Just Do It」と書かれたNikeの標準のボックスとクラシックなAir Jordanのツーピースボックスの2種類のボックスが使用された。
2001年に登場したレトロは発売後、当時のコレクターたちが熱望するシューズとなった。これまでとは若干異なるスタイルにアレンジされたシューズは、Jordanの顔写真がプリントされたブラックとシルバーの人気の高いボックスに収められ、史上最強のバスケットボール選手に共鳴するプレーヤーたちに愛用された。当時のレトロシリーズならではの特典として、シューズにはジョーダンレトロカードが付属。デザインのストーリーにさらなる深みを与えた。
シリーズで最もユニークなコレクションの1つ、2008年のCountdown Pack。異なるモデルを組み合わせて背番号23のクローゼットに2足のシューズを入れた。エア ジョーダン 12と同時に発売されたブラックとレッドのエア ジョーダン 11には、2足が収納できる折り畳み式のボックスが使用されている。
Jumpmanロゴ付きのシンプルなボックスで登場した2012年のエア ジョーダン 11。シルエットは従来のバージョンと少し異なるものの、人気のクラシックなスタイルは忠実に継承されている。
2019年、ブラックとレッドのエア ジョーダン 11が復活。ハイカットのエナメルレザーからホワイトの縁にいたるまで、最新のシューズではオリジナルバージョンのディテールをすべて再現した。付属のボックスも、このアイコニックなデザインを収めるのに使われた最初のバージョンをイメージしている。
- エア ジョーダン 11
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BLACK/RED
¥25,300
12/14 9:00 より販売開始