世界大会の出場権がかかる「3×3 Super Circuit 2023」が今年も11月より開幕へ
「3x3 Super Circuit 2023」(SC2023)の開幕まで、あと1か月を切った――この大会は、3x3の世界大会につながる国内予選。11月3日(木・祝)、千葉みなと駅近くの「さんばしひろば」で開催される千葉ラウンドを皮切りに、全国7都市で予選ラウンドが行われ、各ラウンドの優勝チームとワイルドカード1チームが、来年2月のFINALへ進出する。8強による決勝トーナメントを制したチャンピオンチームには、2023シーズンにアジア・オセアニアエリアで開催される「FIBA 3x3 Challenger」の出場権が与えられる。Challengerは、クラブ世界No.1を決めるツアー大会「FIBA 3x3 World Tour Masters」出場を狙う、海外の強豪勢もこぞって目指す大舞台だ。
一方で、SC2023と言っても、まだまだ耳慣れない大会かもしれない。開幕を前に、ここでその歴史にも触れておきたい。実は、前身の大会も含めると今回で4回目。1回目は、2019年にUTSUNOMIYA BREXが優勝した「O&M Satellite」にさかのぼる。コロナ禍の2020年は「F1 TOURNAMENT」として2回目が開かれて、SIMONが優勝。3回目は昨年12月から今年3月にかけて「3x3 Super Circuit 2022」として開催され、UTSUNOMIYA BREXがチャンピオンに。MVPには飯島康夫が輝き、彼らが2021年度に開かれた3x3の国内大会で4冠目を達成したメモリアルな一戦となった。
そして4度目の今回は、初めて女子のオープンカテゴリーが新設された。全国3都市で予選ラウンドを開催し、各ラウンドの優勝チームとワイルドカード1チームがFINALで初代女王の座を争う。競技シーンのすそ野を広げるため、大会はスケールアップするのだ。
さらに、SC2023は前身の大会も含めて3年ぶりに、有観客開催が予定されている。プロアマ問わず、FIBAポイントによるチームのエントリー条件も無い大会。世界を目指す猛者から、3x3で国内上位を目指す新鋭まで、様々なチームの出場が予想される。4度のチャンピオンはどこになるのか。気が早いかもしれないが、2023年の飛躍を誓うチームを是非お見逃しなく。
【大会エントリー】
出場希望チームは、本日〇日よりエントリーができる。まず対象は年内の千葉ラウンド。気になる選手たちは、下記をチェックして欲しい。
3x3 Super Circuit 2023 千葉ラウンド
【大会スケジュール】
●予選ラウンド
2022年
・11月3日(木・祝) 千葉ラウンド@千葉みなと さんばしひろば
・11月下旬~12月初旬 会場調整中
2023年
・1月8日(日) 宮崎ラウンド@綾町てるはドーム ★
・1月8日(日) 東京ラウンド@渋谷区ひがし健康プラザ ★
・1月15日(日) 京都ラウンド@BACKDOOR BASE(京都市)
・1月15日(日) 神奈川ラウンド@高津スポーツセンター(川崎市)
・1月21日(土) 茨城ラウンド@つくばカピオ ★
●ワイルドカード(※)
・2月4日(土) 男子ワイルドカード@つくばカピオ
・2月4日(土) 女子ワイルドカード@千葉市内
●FINAL
・2月5日(日) @TIPSTAR DOME CHIBA(千葉市)
大会公式SNS
・Instagram
※ワイルドカードのエントリー条件は、予選ラウンドのいずれかに出場していること。
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TEXT by Hiroyuki Ohashi
https://play.fiba3x3.com/events/65d6bf91-589c-4988-83f8-c9ba14c8408f