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  • 2024.06.06

ALLDAY 5ON5 BASKETBALL TOURNAMENT SPRING 2024 Report by MC MAMUSHI

どうも!MC MAMUSHIです!去る2024年5月を丸っと捧げたパワーアップALLDAY、お楽しみいただけましたでしょうか!代々木公園でのゲームを4日間、そしてTOKYO23での関連インストアイベントを5イベント、さまざまなプロモーションやレポートがSNSを賑わせたALLDAY SPRING 2024!今回は、2024年5月25日(土)と26日(日)に行われた後半日程、トーナメントの終盤戦についてレポートしようと思います!メンズトーナメントはベスト16から、そしてウィメンズトーナメントは9チームで開幕!印象的だったチームの活躍を中心に紹介しましょう!

新たなチャレンジャー、という意味で今大会の注目を集めたのが、沖縄勢として初のベスト8入りを果たしたUNION、そしてYUKKEとshuによって急遽結成されてベスト4まで上り詰めた22 BASKETBALLの2チーム!今回のUNIONは、ALLDAYに向けて沖縄のストリートボールコミュニティが初めて本気で挑んだ形と言っても過言じゃないだろう。今年の2月には活動開始が公開されて、時間をかけて相当の準備を積んできたようだ。5月11日(土)の予選トーナメントでは全ゲームをダブルスコア以上で圧倒。25日(土)のベスト8入りをかけた10分前後半制ゲームでも、ALLDAYにとって強豪チームのひとつでもあるVELTEX TOKYOとの直接対決を25-16で競り倒し、ひとつのミッションとして掲げていたベスト8入りを見事に果たした!ベスト4入りをかけたゲームでは、横濱Team-Sというビッグネーム相手に挑むも、Team-Sの横綱相撲といった展開で25-17で惜敗。それでも、今回のALLDAYで一番活躍を残した地方勢はどこだといった議論は、沖縄一択ということで異論ないだろう!

また、YUKKEとshuによる22 BASKETBALLも、今大会の主役のひとつだった思う。実はキャンセルチームが出たことで、別件でたまたま一緒に居合わせた自分とYUKKEとshuの会話の中で結成と参戦が同時に進んだという経緯があったんだ。ベスト8入りをかけた一戦は、奇しくもYOYOGI Park ballersとの対戦。これは25日(土)の最注目ゲームだった。ある種の骨肉の争いのような様相の戦いは、22-19のワンゴール差で22 BASKETBALLに軍配が上がって、前大会ベスト4のYOYOGI Park ballersと入れ替わる形でベスト8入り!26日(日)となり、ベスト4入りをかけたゲームは現役大学生によるストリートボールと化したBLACKTOP戦も23-12で楽々突破し、セミファイナルでは44STREETと決死の勝負を展開!最後の勝負どころで急造チームの脆さが出てしまったのか、崩れてしまい勝ちを逃したのは惜しかったけど、さすがの存在感だった。YUKKEの求心力とshuの采配、そしてだれゴリこと鈴木颯の決定力がとにかく見事だったことも書き記しておこう。

一方でチーム力の高さという観点で見ると、大ベテランチームと言えるYokota Warriorsと横濱Team-Sはさすがの貫禄とパフォーマンスだった。ALLDAYに参戦する数々の在日米軍基地によるチームの中で、直近一番コンディションが良さそうなのが横田基地のYokota Warriors!結構歳も取ってきてるし、個々人の能力だけで打開できるほど派手なわけでもない。それでも何故だか粘って、接戦になって、最後は逆転勝ちしちゃう、それが横田スタイル。かつて彼らの戦いっぷりを「ジワジワ系ストリートボール」と表現したことがあるけど、ジワジワ効いてくる戦法は今回も健在だった。11日(土)の予選トーナメントでは全試合ワンゴール差の接戦勝ち、25日(土)のベスト8入りをかけたゲームでも仙台のPISTOL BROTHERS相手に25-20で競り勝って、26日(日)にも大学卒業したばかりのフレッシュな面々のSIMONを31-16で快勝!ベスト4で横濱Team-S相手に33-25で散っていったわけなのだけど、誰が彼らのここまでの躍進を予想してただろうか。#3のコナーくんと、#6のヤングブラッドくんは個人能力も目を見張るものがあったけど、やっぱりYokota Warriorsの球際とゴール下の強さ、逆転狙ってる感じにグッときたよ。

横濱Team-S、2大会連続の準優勝。これをどう解釈するかは意見が分かれるところだけど、まぁ普通に考えたらTeam-Sの5on5ストリートボールは本当に強い。3on3より5on5の方が遥かに安定していて、誰がオンコートに立っても壊れないし崩れない。ベテランと若手の共存共栄、共闘が上手くいってる。アンちゃんに言わせれば「ALLDAYは決勝戦まで行くともうみんな削られちゃってて、戦略もクソもない総力戦よ」とのことだけど、でもやっぱりチーム力の強さに横濱は自信があると思う。ただのバスケチームじゃない、って書くと陳腐なんだけど、どこよりもチーム愛とか家族愛とか地元愛とかアンちゃん愛とかがあって、その愛情とストリートボールが軍団化してるのが横濱Team-S、やっぱり特殊なんだよな。ちゃんとカウントしてないけど、ALLDAY準優勝の回数、横濱Team-Sが一番多いんじゃないかな。すごいことだけど、一番悔しいのは当人たち。王座奪還、近いかもな。

フレッシュな活躍、さすがのチーム力と粘り、と今大会のALLDAYの感動を上記に書いてきたけど、結局その全てを超越してきて、本当に一番見事だったストリートボールは今回の44STREETだ!改めて振り返れば、12日(日)の予選トーナメントは全く危なげなく突破、25日(土)のベスト8入りをかけたゲームでも復活してきたTOKYO BEAST相手に29-11と相当な点差で快勝!そして、ここからポイントとなる決戦が続く!まずは対UNDERDOG!UNDERDEOGには、DAISUKEとJUONという看板2人に、BリーグでチームをB1昇格させた眞庭城聖と長谷川智也、また黄金期PGの永田晃司に205cmのクリバリー・ガウソウも登場して文句なしの布陣。高さと強さ、そしてALLDAYでの絶対的自信を持ってるUNDERDOG相手に、44STREETは高い強度のDF、球際、ランプレイと火力の強いOFで対抗!UNDERDOG優勢だったと思うんだけど、後半の勝負どころでDFのスティールからのルーズボールをランプレイに繋げた44STREETが24-18で逆転勝ち!UNDERDOGは豪華布陣を活かしたとは言い切れない結果で、勝負どころでスコアできなかったのが辛かった。フリースローで負けたとも言える。見事な粘り勝ち、を見せた44STREETは続くセミファイナルでもYUKKE率いる22 BASKETBALL相手にも同じように土壇場での逆転勝利を勝ち取ることになる!22 BASKETBALLが勝負どころで崩れたのもあるけど、17-14で最後にまくった劇的勝利はUNDERDOG戦と同じだった。そして、Team-Sとの決勝戦!22 BASKETBALL戦で捻挫(のちに骨折と判明)で#1 RYOがDNPとなり、その分火力が増した#3 KKが無双モードで誰も止められなかった!#8 TERUのランプレイ、#9 KOUと#10 WATARUのジャンプの高さは数々のチームのビッグマンたちを圧倒していて、トーナメントを通して影響力が大きかった!KKとRYOに加えて、バックコート陣に新登場した #4 MANAYAにも期待ができる。お互い気力で戦った決勝戦は、最後まで走り切った44STREETが24-13でTeam-Sを下して2度目のALLDAY王座に輝いた!第47代ALLDAY MVPはデンジャラスなOFを遺憾なく発揮したリーダーKKが受賞!

ウィメンズトーナメントもALLDAYではひさびさにやれたけど、こちらも思った以上にインパクトあった!8チーム募集のところ、集まったのは9チーム!関東エリア組に東海エリア組、横須賀米軍基地からも!現役中学生から大学生まで、現役WリーガーからWリーグOG、ストリートや3×3でハッスルしてる組など、メンズよりギュッとした感じでいろんなボーラーが集まったね!屋外での5on5ストリートボールでも、ウィメンズボーラーの方がシュート成功率高かったかもしれない。決勝戦は、ストリートや3×3の叩き上げとも言える面々によるDifferentと、桂葵が全力でベストメンバーを用意したZOOSの対戦!今大会は27-17でZOOSに軍配!MVPはトーナメント通してドミネイト級の活躍だった#11 今野紀花が受賞!ウィメンズボーラーも存分にALLDAYを楽しんでもらえたと思う!さて、ZOOSに対抗できるコミュニティやチームが今後生まれるのかに注目してる!

というのが、今回お届けしたALLDAY SPRING 2024のホストMC、MAMUSHI目線のレポートだよ!誰かに「今回のALLDAYどうだった?」と聞かれても、きっとこう答えるだろうなっていう内容を書き記させてもらった。今回パワーアップにチャレンジしたALLDAYのフィードバック、どこかで会ったら声かけて教えて欲しいな。次回は今年の10月に開催予定!きっとまたアップデートすることがあるだろうから、みんな今年のALLDAYの秋の陣にも準備しておいてね!力を寄せてくれたみんな、情熱を寄せてくれたみんな、今回もありがとう!次回はもっと熱く!つづく!

ALLDAY 5ON5 BASKETBALL TOURNAMENT SPRING 2024 Report by MC MAMUSHI

TEXT by

MC MAMUSHI



PHOTO by Kasim Ericson

& ミッシー

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