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  • 2023.06.03

ALLDAY 5ON5 BASKETBALL TOURNAMENT 2023 SPRING Preview by MC MAMUSHI

はい、どーも!MC MAMUSHIです!2023年、今年もこの季節がやって参りました!日本ストリートボールシーンにとって重要なビッグゲーム!ALLDAY 5ON5 BASKETBALL TOURNAMENT!18周年目前、第45回大会の開催です!日程は来る2023年6月3日(土)に実施予定だった予選を4日(日)に、本戦は4日(日)から24日(土)に!(※雨天の場合は25日に順延)!場所はもちろん、昨年リニューアルしたばかりの聖地YOYOGI PARK PLAYGROUND!毎度お馴染み「年齢・性別・国籍・キャリア及びカテゴリ一切不問」のオープンなストリートボールトーナメントです!今大会も50チームによる2Daysトーナメントで、最強の5on5ストリートボールを決めます!さて、今回のプレビューでは、ALLDAY 2023 SPRINGの注目参戦チームの紹介と各予選ブロックの勝ち上がり展望について紹介しよう!それではいってみましょう!

今大会も70チームを超えるエントリーが集まった中、シビアな選考をクリアした総勢50チームたちによる2日間のトーナメント!前回大会王者の横濱Team-Sは、予選免除のスーパーシードチームとして決勝トーナメントからベスト8の一角として登場だ!前回大会では、なんと2007年以来15年ぶり3度目のALLDAY制覇という、前人未到の記録を樹立した濱の殿堂Team-Sである。ALLDAY 2022 FALL優勝後は、全日本社会人バスケットボール選手権大会の全国出場で大暴れ、直近ではSOMECITY TOKYOのレギュラー参戦チームに返り咲いた!今大会ではトーナメント表の左下、ディフェンディングチャンピオン枠からの登場となる!

残る49チームは予選トーナメントからの登場。トーナメント上、7つの予選ブロックに振り分けられて、DAY1に展開される12分1本勝負のゲームでベスト8まで勝ち上がる必要がある。この予選トーナメントはYOYOGI PARK PLAYGROUNDの2面のコートで同時開催され、DJもMCも居ない中で全42ゲームがひたすら展開される。翌日の決勝トーナメントとは対照的に、演出なく公園でひたすらに激しいゲームが展開されているのもALLDAY名物なので、2面あるコートを好みのゲームを見つけては移動しながら楽しんで欲しいよ。公園でやってるゲームだから、土曜日も日曜日も当然、観戦無料どなたでも、ね。この予選トーナメントを勝ち上がった7チームと、前回大会王者の横濱Team-Sを加えたベスト8からが決勝トーナメントだ!10分前後半制ゲーム!こちらはコート1面のみを使い、観客スタンドもサウンドシステムも登場!DJはストリートボールシーンを代表してDJ MIKO、そして日本のヒップホップシーンから説明不要のトップDJ、東京渋谷代表のDJ HAZIMEが登場する!MCはワタシ、MC MAMUSHIが全ゲーム務めます。ファイナリストの8チームたちはALLDAYオリジナルユニフォームを着用して、今年の春シーズンの最強を決めるわけだ!よっしゃ、それじゃ今大会、ディフェンディングチャンピオンの横濱Team-S以外の注目チーム紹介と各予選ブロックの勝ち上がり展望にいってみよう!

まずはトーナメント表の左上から、こちらはAブロック。唯一ある1回戦免除のシード枠は、前回大会ベスト4のYOYOGIPARKBALLERSが獲得!ここ数年のALLDAYにとっての名物チームであり、ALLDAYの舞台であるYOYOGI PARK PLAYGROUNDの一番のヘビーユーザーたちからの精鋭が彼らだ!長年の常連であるHAPPYこと友永涼太とMAO MAEDAを中心に、エーススコアラーとしてYUKKE / SHINJI / TOSHIROらを擁する代々木公園代表チーム。彼らの日常にとってホームコートであるYOYOGIで、悲願のALLDAY初制覇を目指す!対抗馬には、7度のALLDAY優勝経験を持つSunday Crew、新潟ストリートボールのトップチームちきゅうに注目!SharksはALLDAY初参戦、日本在住のモンゴリアンボーラーズとのこと。

続いてBブロックは、前回大会ベスト8のF’SQUADがシードチームとして登場!この一年でチームの生まれ変わりに成功したF’SQUADは、直近のSOMECITYでも好調なパフォーマンスを発揮中。ただ、6月4日(日)はチームの絶対的存在のK-TAが台湾のゲームに出場するために不在との情報あり。どういったロスター布陣を組んでの登場となるか未明で、若手中心に奮起するか、それとも予選で崩れてしまうのか予想が難しい。そんなF’SQUADからBブロック突破枠奪取を狙うのが、ALLDAY4度の優勝経験を持つも生まれ変わりに足掻いている最中のBLACKTOP、強烈なスキルを発揮することで大人気の安達虎太郎と鈴木蓮によるSwagCrewが満を持して初参戦、そして直近のSOMECITY THE FINALでインパクトを残した京都ストリートボール最強のEGO.とゴツい猛者がひしめき合ってる!B3リーグ所属のアースフレンズ東京Zの下部組織、アースフレンズ東京ZU18は今大会の最年少チーム!

Cブロックのシードチームは前回大会ベスト8の仙台ストリートボール代表、S.H.U SENDAIが獲得!かつてBLACKTOP所属時代にALLDAY MVPを獲得した経験を持つTAKAを中心に、SSMやOTEといった看板ボーラーを擁し、直近ではALLDAYの優勝候補に名前が挙がる全国区チームだ。しかしこのCブロックもなかなかの粒揃い!まずは今年結成20周年を迎えた千葉柏のストリートボール勉族!こちらも完全にオンコートメンバーが一新され、SOMECITYに3×3と活動も勢力を増してる柏のエンターテイナーズ!さらにはSOMECITY TOKYOのレギュラー参戦チームのBRM、2008年の第15回ALLDAY優勝のE.D.Sのメンバーたちを擁するKDCと、1回戦から見応えがありそうな予選ブロック!

トーナメント表右上に移って、こちらはEブロック。この数年のALLDAYのベスト4常連チームである実力派VELTEX TOKYOがシードチームとして登場!チームのリーダーSyusukeとharuは強力なコンボガードで、SHINGOとShienといったハスラーも擁する強力な一角だ。一方、同ブロックには前回大会ベスト16のTOKYO BEAST、直近のSOMECITY THE FINAL王者であるFAKE street、2度のALLDAY優勝経験を持つ米海軍横須賀基地をベースとしたTeamYokosuka、多国籍なコミュニティのFLAG CITY、仙台PISTOL BROTHERSのセカンドユニットだというBROTHERS、VELTEX TOKYOに対抗していく!

Fブロックは、前々回大会の準優勝チームであるSHOEHURRY!がシードチーム枠を獲得!現役Bリーガーたちを多数擁して初参戦し、見事決勝戦まで上り詰めたあのインパクトから1年ぶりの参戦だ!今年はどんな布陣、現役Bリーガーがどれだけ登場するのかに注目だ!ただ、このFブロックには米軍基地コミュニティの中では最多のALLDAY出場回数の横田基地よりYokota Warriors、そしてこちらも古くから参戦してくれている厚木と座間の米軍基地メンバーたちによるPHOENIX KANAGAWAと2つの現役米軍基地メンバーチームがセット!さらに日本人チームでありながらもフィジカルも強く実力派のHDC、SOMECITY TOKYOレギュラーチーム入りに挑戦中のTRIGGERと大学2年生チームのオスグットといった若手チームも入り乱れて、おそらくとてつもなくフィジカルな予選になりそうなFブロックだ!

Gブロックは、前回大会のベスト8チームである仙台代表PISTOL BROTHERSがシードチームに決定!「ベスト8の壁ぶち破りにいきます」とリーダーBUZZが意気込むALLDAYにとっての新勢力だ!そして同ブロックには、前回大会をディフェンディングチャンピオンとしてベスト8から登場するも初戦で敗退してしまったUNDERDOGがシード枠なしの1回戦から登場する。ただ、この春シーズンのUNDERDOGは現役Bリーガーメンバーも合流することから無双することも多く、UNDERDOGはALLDAY史上最多の優勝回数はなんと10回!今大会をどういったロスターで登場するのか、そのメンバーに注目が集まる春のUNDERDOGだ。この2チームを中心に、若手アメリカ人ボーラーたちによるUSA Ballers、3×3シーンなどで頭角を表し始めているSAKURA、「現役大学生ボーラーがALLDAYでどこまで通用するのか挑戦しに来た」と言うDPP、独自のコミュニティとして活動を広げているTEAM きまぐれ辺りががどこまで食い込んで来るかに期待したい。

そしてトーナメント表右下の最後のブロックがHブロック!シード枠は前回大会準優勝の44STREETが獲得!ただ、F’SQUADのK-TA同様、チームの中心ボーラーのKKとRYOが台湾に居るため不在との情報もある。そうなった場合、どのような44STREETが観れるのかは興味深い。前回大会ベスト16で悲願のベスト8入りを狙うK-SELECT、YOYOGI PARK PLAYGROUNDの常連コミュニティからISO、モンゴリアンボーラーズによるGobi辺りが、シードチームの44STREETを脅かすことができるか!

一気に勢いで語らせてもらったけど、この辺りが今大会の注目出場チーム情報とそれぞれの予選ブロックの勝ち上がり展望かな!関東圏はもちろんのこと、日本中からそれぞれの街で最強と呼び声高い代表チームたちが集結しているようだし、この春シーズンは現役BリーガーのALLDAY参戦にも期待できる。米軍基地チームたちも厚木/座間/横須賀/横田から参戦のために駆けつけてくれて、現役大学生チームに18歳以下の精鋭たちのチームとヤングガンズの挑戦も楽しんでもらいたい。いろんな国出身のボーラーがいろんな境遇で集まってる。18年前に定めた「年齢・性別・国籍・キャリア及びカテゴリ一切不問」が文字通りに体現された今大会、これぞストリートボールと呼べる光景を是非体感しに集合して下さい!やっと当初のイメージに近づいてきました!観てやって下さい!18年、45回目のALLDAY 5ON5 STREETBALL TOURNAMENT、どうぞよろしくお願いします!

ALLDAY 5ON5 BASKETBALL TOURNAMENT 2023 SPRING Preview by MC MAMUSHI

TEXT by MAMUSHI

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