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  • 2026.03.13

汗をかくことがカルチャーに? 渋谷発「いい汗、渋谷。」プロジェクト始動

スポーツでも、仕事でも、街づくりでも。
ストリートスポーツやカルチャーが交差する渋谷という街では、さまざまな人が日々“いい汗”を流している。

カバヤ食品は3月12日、東京・WITH HARAJUKU HALLにて「塩分チャージタブレッツ」2026年度ブランド戦略発表会を開催。従来の“夏の暑さ対策商品”というイメージから、「発汗時の必需品」へと位置付けを拡張し、通年ブランドとして展開していく方針だ。イベントでは、シンガーソングライターの奇妙礼太郎が登場しライブパフォーマンスを披露。カバヤ食品「塩分チャージ」の新Web-CMのために書き下ろした楽曲「元気でやっているか?」を歌い上げ、会場を温かな空気で包み込んだ。

同日、ブランド戦略の一環として新たな都市プロジェクトとして発表されたのが、一般社団法人渋谷未来デザインと共同で立ち上げる「いい汗、渋谷。アクション」だ。このプロジェクトは、汗をネガティブなものとして捉えるのではなく、前向きな行動の象徴として再定義し、渋谷という街から新しい文化として発信していく試み。スポーツや仕事、ボランィア、日常の活動など、街の中で生まれるさまざまな“汗”をポジティブな価値として可視化し、都市文化として広げていくことを目指す。

発表会では、カバヤ食品IMC部長の城戸陽子氏と、渋谷未来デザイン事務局長の長田新子氏がプロジェクトの概要を説明した。

長田氏は、「いい汗、渋谷。アクション」のコンセプトについて次のように語る。

「このプロジェクトには三つのコンセプトがあります。自分のために汗をかくこと、誰かのために汗をかくこと、そしてまちのために汗をかくこと。この三つの“いい汗”を渋谷から発信していきたいと考えています」

活動は主に四つのカテゴリーで展開される。スポーツや運動を軸としたウェルネス、汗や身体の仕組みを学ぶ教育(エデュケーション)、働く環境に目を向けるワーク、そして街を良くする活動を応援するソーシャルアクティビティだ。

その第一弾として、3月22日に開催される女性5,000人が渋谷の街を走るランイベント「渋谷表参道ウィメンズラン」からプロジェクトがスタート。給水所での塩分チャージ配布などを通じ、運動時の塩分補給の重要性を発信していく。

さらに、ストリートスポーツコミュニティや次世代アスリートの活動支援「Next Generations」、3人制バスケットボールの国際大会「FIBA 3X3 SHIBUYA CHALLENGER 2026」との連携など、渋谷ならではのスポーツカルチャーとも連動する予定だ。

長田氏は、「渋谷はストリートスポーツやカルチャーが生まれる街でもあります。子どもたちやアスリート、地域のコミュニティとつながりながら活動を広げていきたい」と話す。

また、後半にはサウナ文化を軸にしたウェルネス施策や、教育現場での学びの機会づくりなども予定されている。11月には社会課題解決イベント「SOCIAL INNOVATION WEEK」にて「いい汗、渋谷。」アワードの開催も予定されており、街で汗を流す人々の活動を表彰する場として展開していくという。

発表会では、プロジェクトを支援する多彩なサポーターも紹介された。渋谷区の長谷部健区長をはじめ、順天堂大学スポーツ健康科学部先任准教授の室伏由佳氏、WeWork Japan CEOの熊谷慶太郎氏、東急建設株式会社 建築事業本部 開発営業統括部 統括部長 田中芳樹氏、東急株式会社 渋谷駅統括駅長 川島健一氏など、渋谷の街を支えるさまざまな分野のメンバーが参加した。

長谷部区長は、今回の取り組みについて次のように語る。

「行政が主導するよりも、こうした民間から街のムーブメントが生まれるのは渋谷らしい。街全体の空気感が盛り上がるようなプロジェクトになるといいですね」

渋谷駅で日々多くの利用者を迎える東急電鉄の川島駅長は、「渋谷駅には1日平均55万人が乗り降りしています。安全で安心して利用していただくため、私たちも日々いい汗をかいています」と語り、街を支える仕事の現場にも“いい汗”があることを示した。

再開発が続く渋谷の建設現場でも、多くの人が汗を流している。東急建設の田中氏は「渋谷の街のために、人知れずいい汗、そして時には冷や汗をかきながら仕事をしています」と笑いながら語った。

また、順天堂大学スポーツ健康科学部先任准教授でありオリンピアンの室伏由佳氏は、身体活動の重要性について語った。

「身体を動かして汗をかくことは、健康だけでなく心にも良い影響を与えます。“汗はいいもの”というメッセージを渋谷から発信していくことは、とても意義のあることだと思います」

さらに会場には、「いい汗、渋谷。応援サポーター」としてCheer Re-Man’s(チアリーマンズ)も登場。平日は会社員として働きながら、空き時間に応援パフォーマンスを行う彼らは、この日もステージでパフォーマンスの一部を披露した。

Cheer Re-Man’sは「実はこのお話をいただく前から塩分チャージを常備していた」と明かし、「いい汗、渋谷。の応援サポーターとして呼んでいただけたことを光栄に思っています」とコメント。今後は渋谷表参道ウィメンズランなどでもランナーを応援していく予定だという。

「演技を通じて人の心をシェアし、明日を生きる活力を届けたい」

スポーツ、仕事、街づくり、コミュニティ。
渋谷という街では、さまざまな人が日々汗を流している。

カバヤ食品IMC部長の城戸陽子氏は、プロジェクトの背景についてこう説明する。

「渋谷未来デザインさんとカバヤ食品が産官学民で連携し、“いい汗”という新しい文化を渋谷から共創していきたいと思っています」

「いい汗、渋谷。アクション」は、その汗をポジティブな文化として可視化し、街全体で称えるプロジェクトを目指す。

自分のための汗。
誰かのための汗。
そしてまちのための汗。

そのすべてを応援する新しい都市カルチャーが、渋谷から動き始めた。

カバヤ食品

ウェブサイト

塩分チャージタブレッツ紹介サイト

一般社団法人渋谷未来デザイン