ナイキが初の神経科学に基づくフットウェアを発表
ナイキから、ブランドとして初めてとなる神経科学に基づくフットウェアが登場します。このフットウェアは、競技の前後にアスリート*がマインドを整えるのをサポートするよう設計されており、足裏を刺激することで脳の重要な感覚領域が活性化することが科学的に証明されています。発売される2つのモデルであるナイキ マインド 001 ミュールとナイキ マインド 002 スニーカーは、アスリートの自己認識を深め、意識を身体に向けさせることで「今この瞬間」への集中に立ち返らせます。

10年以上にわたるエンジニアリングと製造上の挑戦の末に誕生したマインド 001とマインド 002は、片足ごとに足裏を刺激する22個の独立したフォームノードがあり、柔軟な防水性素材に接着されています。アスリート*の動きに応じてこれらがピストンやジンバルのように動き、地面の感触や質感を伝えます。この感覚への意識の高まりで、雑念が取り払われ、集中力が向上します。
ナイキ イノベーション担当VP兼クリエイティブ ディレクターであるエリック・エイヴァーは次のように話しています。「ナイキ マインドのコンセプトは、足・身体・心を再び目覚めさせる新しい感覚的フットウェアです。これはパフォーマンスの新たなパラダイムであり、将来的なアスリートの能力改善をサポートできる可能性を示しています。」

マインド 001とマインド 002はナイキのマインドサイエンス部門が生み出した最初のイノベーションです。同部門はナイキスポーツ研究所(NSRL)に所属する最先端のチームであり、ナイキが心と身体の連動についての理解を深めるための役割を担っています。マインドサイエンス部門の神経科学者たちは、世界でも数少ない移動式の脳・身体撮像機器を活用し、運動中のアスリートの神経系、脳の活動、認知機能を研究しています。そこから得られた独自の知見は、アスリートの事前準備、トレーニング、競技、回復の向上につながるプロダクトやサービスの全く新しい分野の開拓に活用されています。

マインド 001 ミュールは、着脱が簡単で利便性と快適性に優れています。一方、マインド 002 スニーカーは、足を靴底にしっかり固定することで得られる感覚とサポート力が向上しています。マインドサイエンス研究の革新的な応用であるナイキ マインドを完成させるため、両スタイルの形状、素材、構造というすべての要素は慎重に設計され、テクノロジーのプレミアムな体験を実現しています。これによりアスリートは自分とシューズ、環境、身体とのつながりをより深く感じることができるため、マインド 001とマインド 002は履くだけではない「感じる」シューズとなっています。

ナイキインクVPでチーフ サイエンス オフィサーのマシュー・ナース博士は次のように話しています。「ナイキは45年間にわたり、筋肉の働きがどのように始まり、関節がどのように動き、酸素がパフォーマンスにどのように影響を与えるかなど、運動中の身体の動きを研究してきました。そして今、私たちは心の領域へと範囲を広げています。知覚、意識、感覚のフィードバックを研究することで、脳と身体のつながりに新たな形でアプローチしています。その目的は、単により速く走ることだけではありません。今ここにあるという意識や集中力、回復力を高めることです。これこそが、次なるパフォーマンスの最前線です。」

(左)ナイキ マインド 001 ¥13,200(税込)
(右)ナイキ マインド 002 ¥20,900(税込)
ナイキ マインド 001とナイキ マインド 002は、2026年1月にNIKE.COMおよび一部ナイキ取扱店で発売予定です。











