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2022.11.01

SB DUNK LOW ‘Why So Sad?’

この地球に生まれたからには、憂うつな出来事に遭遇することもある。これが、スコットランドのスケーター、ジョン・ラトレイが「Why So Sad?（なぜそんなに悲しいの？）」を立ち上げた理由。メンタルヘルスと自死予防への意識を高めるという目的を軸に展開している現在進行形のキャンペーンだ。目標は、脳に良い効果をもたらすスポーツを毎日の習慣にすること。

シューレースを結んだら、スケートボードや自転車を用意して、一日を明るく過ごそう。バスケットボールやスケートボードだけではなく、庭でバーベキューをしてもいい。SB ダンク LOW “Why So Sad?” がアクティビティ中にコーデの主役になって気分を高めてくれる。スウッシュのカラーは履き慣らすうちに、ライトブルーからスピードイエローへと変化。これは、ラトレイ曰く「幸せのたしかな基準をとりもどすためには、つらい出来事を乗り越える必要がある」という、その過程を示している。かかとにZoom Airユニットを搭載したアイコニックなこのスケートボードシューズは抜群に快適。可能性を探し求める道のりをサポートしてくれる。もちろん、足に馴染みやすいスエードや上質なヌバックレザーは、初めて履いた瞬間から最高の履き心地。そして刺繍のグラフィックを見るたびに、行動し、言葉を交わし、「Why So Sad?」と尋ねることの大切さを思い出すだろう。

なぜラトレイは悲しみを抱えているのか？妹を自死で失い、うつに苦しんだ彼は、2017年に「Why So Sad?」を立ち上げ、スケートボードコミュニティ内外でメンタルヘルスについてオープンに対話する場を設けた。体験を語るためのこのスペースでは、スケートボードという言語の気楽なプレーを通じて、深刻なテーマにアプローチしている。この取り組みの大部分を占めるのは、感情に対処し、気持ちを整えるためのカギとして、体を動かすこと。スケートボードやサイクリングをメインに、うまく立ち直れるようにサポートしている。「心と体の健康を切り離すことはできません。私たちの体と脳はつながっていますから」今こそ動き出すときだ。