スポーツを通して日本の若い世代のウェルビーイングを目指すナイキの新たなプログラム「NIKE塾」
ナイキは、変化の多い環境の中で、心身ともに様々なストレスを抱える日本の高校生を中心とした若い世代に向けて、スポーツ、身体を動かすことを通じて肉体的にも精神的にもストレスから解放し、ウェルビーイングの実現を目指す、新たなプログラム「NIKE塾」をスタートします。
近年、若い世代の運動時間の減少がみられ、さらに新型コロナウィルスの影響を受けて運動やスポーツをする時間が減少しているといわれています*。また、学校での学習に加えて、受験のための塾や自宅学習の増加などにより、ストレスを抱えやすい環境に置かれている若い世代も多くいると考えられています。
*スポーツ庁 「令和3年度 全国体力・運動能力、運動習慣等調査」
ナイキはこのような環境をふまえ、「NIKE塾」を立ち上げ、心身ともにリフレッシュし集中力を取り戻すために、高校生を中心とした若い世代に「スタディブレイク」を提案します。「スタディブレイク」とは、授業や勉強の合間にできる短時間の、道具を使わないシンプルなエクササイズです。ナイキは、この50年間、スポーツの力で世界を前に進めるというパーパスを持ってスポーツを進化させてきました。スポーツが持つ力は、既存のスポーツに限ったものではありません。身体を動かすことや広い意味でのスポーツは、学業に励む高校生のウェルビーイングの実現をはじめ、人生のさまざまなシーンをより豊かにすることに繋がると考えています。
「スタディブレイク」では、堀米雄斗選手(スケートボード)、RIEHATAさん(ダンス)、新しい学校のリーダーズ、ゆりやんレトリィバァさんなどのアスリートやアーティストがエクササイズプログラムのコーチとなり、ナイキトレーナーのTomoさん監修のコンテンツをNIKE公式YouTubeチャンネルで公開します。堀米雄斗選手のナレーションによるメディテーション、ゆりやんレトリィバァさんがナビゲートするリラックスのハンドマッサージ、RIEHATAさんの振り付けによるダンスワークショップ、新しい学校のリーダーズによるダンスワークアウトなど、運動が得意な人も苦手な人も、全ての人が楽しみながら身体を動かすことができるコンテンツです。また、音楽とともに流れる大坂なおみ選手、堀米雄斗選手、ゆりやんレトリィバァさん、新しい学校のリーダーズの4種類のアニメ―ションプレイリストも公開します。今後、より多くの高校生を中心とした若い世代にプログラムに参加してもらうために、教育機関と連携した取り組みも予定しています。
また、本プログラムのスタートに際して、堀米雄斗選手、塩越柚歩選手、RIEHATAさん、新しい学校のリーダーズ、ゆりやんレトリィバァさんが出演し、新しい学校のリーダーズが書き下ろした新曲『WOO! GO!』とともに、高校生を中心とした若い世代に、勉強の合間に身体を動かすことを呼びかけるムービー「NIKE塾」を4月15日(金)に公開します。塾で受験勉強に励む高校生たちが、休むことなく勉強を続け、心身ともにストレスを溜めている中で、新しい学校のリーダーズが身体を動かすことを促し、高校生たちが音楽にあわせて踊ってストレスから解放され、リフレッシュして再び勉強に集中する様子が描かれています。
ナイキジャパン ソーシャル・コミュニティ・インパクト 森本美紀
「スポーツには社会を変える力があります。ナイキは1972年に創立されてから、多くの専門家、非営利団体、アスリートやナイキ従業員と連携し、全ての人が公平で平等なスポーツの機会を得られるよう、障壁を打ち破る取り組みを続けてきました。それは子どもたちから始まります。その一例が2017年に児童健全育成推進財団とのパートナーシップのもと7歳から12歳の子どもたちのために作られた、自由な遊びとスポーツが融合された革新的な運動遊びプログラムJUMP-JAM(ジャンジャン)です。日本の子どもたちの運動機会が減っていることを考慮し、全ての子どもたちに遊びを通じて身体を動かす楽しみを知ってもらいたいという想いから作られました。これまでのジャンジャンの実施回数は1,000回を超え、延べ約2万8千人もの子どもたちが参加しました。現在都内の116の児童館で実施されるまでに広がり、子どもたちが楽しめるプログラムとして確かな手応えを感じています。
今回、ナイキの新たな試みとなる「NIKE塾」も、既存のスポーツの定義にとらわれることなく開発したプログラムです。この取り組みを通して、身体を動かす余裕のない高校生にスポーツを行う機会を作り、心身へのベネフィットを提供できることを期待しています。」