2017年高校No.1は明成高校!ウインターカップ2年ぶり5回目の優勝!

OTHERS | DEC. 29, 2017

インターハイ1位の福岡大学附属大濠と2位の明成の対戦となったウインターカップ決勝戦は、明成が見事にリベンジを果たし、2017年の高校性の頂点を獲った。

作年のウインターカップ1回戦敗退後、またゼロからチームを作ってきた明成はインターハイ決勝で大濠に1点差で惜敗。自分たちのバスケットを信じられなくなっていた。しかし、そんなそんな敗戦からチームの練習が変わっていった。

「とにかく練習でやっていることを試合で全員で出し切ると、やってきた練習に自信がもてた」とキャプテンの#6相原アレクサンダー学は振り返った。

「運良く先行して追われるゲーム展開となりましたが、追われるゲーム展開は苦手なんです」と試合後に語った明成高校の佐藤久夫コーチ。いつもとは違うゲーム展開では、大濠が徐々に追いついてきた。

「非常に序盤から劣勢を強いられる中でなんとか食らいついて、3Q終わったときに10点、残り5分で5から7点差で追いついてくれと選手に声をかけていましたが」福大大濠の片峯聡太コーチの思惑通りのゲーム展開になった4Q終盤だったが、最後まで明成に食らいつく大濠の粘りも最後は及ばなかった。しかし、#13中田嵩基を中心に、#15井上宗一郎の身体を張ったインサイドプレー、縦横無尽にコートを駆け巡った#14横地聖真のドライブからのミドルシュートで、何度も追いすがる姿は観るものを感動させた。

「ここぞというとことの集中力。ファンダメンタル。精神的なところ、日頃の鍛錬が私が佐藤先生に至らなかったと痛感させられた。3年生は頂点目指して必死にやってきたので、胸を張って次のステージに送り出したい」試合後に片峯コーチは選手たちを讃えた。

明成も決して万全の体制で臨んだ大会ではなかった。12月3日に教え子だった大浦博信先生(日本学園高校)を亡くしたことを打ち明けた佐藤コーチは「彼は私の偉大な教え子であって、ある意味彼に教わったことも沢山あります。教え子の大浦に笑われたくない。恥ずかしい思いをさせたくない。そういう気持ちで一杯でした」と秘めていた想いを吐露すると、

「(八村)阿蓮は東京に来たときはヒザに水が溜まっていると診断され、半月板の損傷がみられたんですが、内面の強さというか、スポーツ選手としてケガをクリアしていくんだという強い気持ちで、今大会を戦うことができた。その内面の強さがインターハイではなかった。最後の最後ですっきりしたバスケットボールができた。そんな阿吽の呼吸でバスケットボールができたことが指導者冥利に尽きるというか。選手たちに深く深く感謝したいと思う」と最後は振り返った。

32得点、14リバウンドと気を吐いた明成#8八村阿蓮は、兄であるNCAAゴンザガ大に在学中の塁に「やっと一歩近づいたと言いたい」と胸を張った。兄と同じく、この身長では将来センターではなく3番や4番をやっていくことになると考えていた八村は、ファーストシュートで3Pシュートを沈め積極的にアウトサイドから攻めていった。「3Pシュートを決めればディフェンスもよってくるので、試合がはじまる前から決めていた」とにかく強気のプレーをしていくことで自分の役割を全うしたのだ。

マッチアップした大濠のセンター200cmの井上とは、同じ中学で競い合った知れた仲だ。「宗一郎と楽しもうぜって話したんですが、ウインターカップの決勝という大きな舞台でこういった会話ができるなんて中学時代では想像できなかった」とお互いの成長も確かめあえた。

自分たちのバスケットを信じる。それは生徒たちがミーティングを重ね、人に頼るのではなく自分でやっていく自主性を発揮することで可能になった。「授業も練習に向けた休憩ではなくて、試験も一夜漬けじゃなくて、準備をして解決してこいと。ここにいる選手は成績が優秀」と佐藤コーチは生徒を讃えた。明成高校の勝利は決して特別なことではない常日頃からの練習からなし得たものに違いない。

ウインターカップは今大会の2017年度から“選抜大会”という枠組みから“選手権大会”に変貌した。今までも高校での一番のビッグタイトルとして認知されてきたが、国際大会ともスケジュール的に被らないウインターカップをより明確に高校頂点の大会と位置づけられた。これによりアンダー世代の代表活動も活性化していき、もっとウインターカップに注目が集まっていくことだろう。

もちろんウインターカップで終わるのではなく、高校を卒業してさらなる高みを目指して成長していく若き才能を、大学やBリーグでの舞台でも応援し続けることが、これかファンに課せられた大きな命題になっていくことだろう。

ウインターカップ2017
第70回 全国高等学校バスケットボール選手権大会

男子決勝戦
明成 79ー72 福岡大学附属大濠

ベスト5

相原アレクサンダー学(明成3年 #6)

八村阿蓮(明成3年 #8)

中田嵩基(福岡大学附属大濠2年 #13)

祝 俊成(帝京長岡3年 #8)

バムアンゲイ ジョナサン(福岡第一3年 #50)

WINTER CUP 2017

MOST POPULAR

モルテンの新事業「molten B+(モルテン・ビープラス)」の情報を…

FEATURE | OCT. 16, 2018

噂のバスケ映画、ペプシでおなじみの「アンクル・ドリュー」を紹介!

FEATURE | OCT. 15, 2018

バスケ、ダンス、ラップの頂点を決めるバトル型イベント「BATTLE F…

EVENT, INFO | OCT. 19, 2018

女子の3×3国内最高峰ツアー「3W Triple Doubl…

EVENT | OCT. 10, 2018