落合知也とナイキ エア フォース 1「自分を突き動かすもの」-前編-

FEATURE | OCT. 31, 2018

1982年、ナイキ エアを搭載した世界初のバスケットボールシューズとしてゲームに革命を起こしたナイキ エア フォース 1。今回、発売から35年以上経った現代のスニーカーシーンにおいても、つねにシンボリックな存在であり続けるナイキ エア フォース 1のインタビューに登場するのが、3人制バスケットボール、3×3日本代表の中心選手である落合知也 a.k.a. WORM。日本の3×3シーンを牽引する彼を突き動かしているものは何か。前後編に渡ってお届けする。

―まず、WORMにとってエア フォース 1とはどんなイメージですか?

オールマイティなイメージですね。どんなスタイリングにも合うというか、それこそスーツでビシッと決めているときもエア フォース 1でハズせるし、普通にラフな白Tシャツにデニムとかに合わせても格好いいし、なんでも合う一番のシューズですよね。

―フォーマルなときにも履いているイメージですね。

はい。よく履いています。たとえばスーツに真っ白なエア フォース 1を合わせてます。ポイントはホントにきれいな真っ白のエア フォース 1 。ちょっとでも汚れちゃうとダメなんです。あと、NIKEiDで一番作っているのもエア フォース 1なんです。ジョーダンも好きなんなですけど、ジョーダンのカラーリングを真似したエア フォース 1のNIKEiDを作ったりしています。

―NIKEiDはエア フォース 1が一番多いんですか?

多いですね。ローカットもハイカットも両方作ります。あとは、エア フォース 1がいろんなブランドとコラボしたモデルは、すごく格好いいし、欲しいなということで、ゲットすることがよくありますね。

―エア フォース 1を初めて履いたときのことは覚えてますか?

もう多分だいぶ昔ですね…… 当時はエア フォース 1が格好いいというよりか身近な存在で、値段も安くて小さい頃でも履きやすかった覚えがあります。たしか小学校の高学年だったかな? 親父とかと買い物にいったときに、まだエア フォース 1だと認識してなくて買ってもらった覚えがあります。スニーカーに目覚めてから、エア フォース 1の本当の価値というか、昔はNBA選手が履いていたとか、全然気づいていなかったんで。勉強するようになってからすごいシューズなんだなって思ったし、エア フォース 1の歴史を感じるようになりましたね。

―NBAといえば、オフィシャルコラボレーションはどうでしょうか?

かなり格好いいというか、すでに何チームか持ってますね。

―所属しているチームカラーのエア フォース 1も気になりますよね?

なりますね。たとえば移動のときとかも自分のチームカラーのエア フォース 1だと格好良いし、それこそ日本代表の移動のときも履いてましたからね。とにかく金メダルが獲りたいからゴールドのエア フォース 1作ったんですよ。しかもハイカットで。それはもう真っ金金のギラギラしているやつ(笑)。日本の国旗も入れていたのもあってか、海外の選手から「なにこれ!すごいな。クレイジーだな!」って反応が良かったので、代表戦のときは定期的にやっていこうかな(笑)。

―最近だと海外での戦いが多いと思いますが、ゲームへのモチベーションでスニーカーって大事な要素ですか?

めちゃくちゃ大事な要素ですね。毎試合で新しいシューズではないですが、自分の気持ちをグッと上げるためにもすごく意識していますね。遠征とか試合のときには、けっこう新しいシューズをおろしますね。

―それはオンコートですか?それともオフコート?

オフコートのスニーカーもそうですし。オンコートもおろしますね。気に入ったモデルを結構ストックしているときは、試合で初めて履いたりとかもあります。もちろん履き慣れたモデルでカラーリングをあわせたいときに限りますが。新しいシューズも全然気にしないで履けるタイプなんです。

―最近のオンコートでのお気に入りのモデルは?

レブロン 16ですね。これからどんどんカラーリングも充実してくるんじゃないかな。あれが今一番熱いですね。

―前作のレブロン 15もよく履いていましたね。

特にクッションがすごく気に入っていて、レブロンシリーズをずっと履いてきています。NBAで一番好きな選手もレブロンなんで。なんかちょっとミーハーっぽいんですけど(笑)。ほんとに好きなんですよね。

―私もレブロン・ジェームズ大好きです。

昨シーズンあんなに一人で戦っている姿を見て感動しちゃって。ホントすごいアスリートだなって。去年まで一番好きなチームはキャブズだったけど、今年はレイカーズって言ってるし、あそこまで人を惹きつけるのはすごい。レブロンってすごくスニーカー好きじゃないですか。だからデザインがすごくイケてるんですよ。フライニットの感じとかスニーカーのトレンドによせていっている感じが格好いいなと思っています。

―3×3も個人スポーツという見方がありますが、今シーズン世界相手に結果を出せていますが、その要因をどう考えていますか?

やっぱり積み上げですね。3×3ってまだまだ世の中に認識されていない部分があって。「同じバスケでしょ?」って思われがちですが全く違う競技。5人制とは違う競技だからこそ、やり続け、やり尽くさないと結果がついてこない。それで、今年ようやく海外とまともに戦えるようになってきた。こうやって勝てるようになってきたのも1シーズンずっと転戦をして世界と戦い続けてきたからこそであって。これまでずっとやってきた積み上げが結果に結びついているのが大きいですね。

―女子代表でいきなり参戦した選手が結果を出したことについてはどう思いますか?

あれはちょっとやめてほしいけど(笑)。単純に女子がまだ盛り上がっていない認識ですね。でも試合を見たけど今回の女子日本代表のメンバーは適応力がすごく高かったのであそこまでいけたんじゃないかな。でも3×3をやり込んでいる選手が強いことは証明されているので、彼女たちが3×3を続けていければ日本の女子のレベルもどんどん上がってくるんじゃないでしょうか。

―それこそWORMが3×3をはじめてから環境が変わってきていると思うけど、当時から変わらない気持ちのようなものはありますか?

環境はすごく変わって、とても良くなってきてますね。もともとストリートの末端のところから、ロシアのウラジオストック(2011年に行われた3×3の国際大会開催地:3×3 Pacific Open)なんてまさにそうだったんですが、雨が降るコンクリートの上で試合をしたところからはじまってるんで。ただそのなかでも「相手に負けねえぞ!」っていう気持ちはずっと大事にしてきてたし、どんなに自分が国内で優勝したり海外で結果を残しても挑戦する気持ちっていうのは変わらない。つねに上を目指すというか、ジャイアントキリングを起こしてここまできているので、まだまだいまの自分に満足しないで、つねに挑戦する姿勢は大切にしていますね。

―そのメンタリティはどうやって作られたのですか?

自然にですかね。負けたくないとか舐められたくないとか、そういう気持ちがもともと強かったんで。日本の選手とか日本のバスケって海外に出るとどうしても舐められる。5on5もそうですけどオレはストリートでFULL COURT 21(NYCのストリートレジェンド、ボビート・ガルシアが開催するオリジナルバスケットボールゲーム)や、KING OF THE ROCK(レッドブルが主催する1on1の世界大会)とか、いろんな環境のおかげで世界と多く触れ合うことができたんですが、やっぱ相手は「日本人なんかバスケできないでしょ」ってスタンスなんで。それを覆したいっていう気持ちでずっとやっているので。誰かから真似したとかではなくて自然にそうなったという感じです。

後編

落合知也 a.k.a. WORM

1987年6月18日生まれ、東京都出身。土浦日大高校から法政大学へ進学。卒業後はUNDERDOGの一員としてストリートボールの世界へ飛び込みALLDAYやSOMECITYなどのタイトルを獲得して頭角を現す。2011年、ウラジオストクでおこなわれた3×3 Pacific Open に出場。2012年、パリのストリートボール世界大会QUAI54に出場。2013年、大塚商会アルファーズに入団してNBDLでプレーしながらも3×3の国際大会FIBA 3×3 WORLD TOUR TOKYO MASTERSで2位、FINALでは8位の成績を残す。2014年3×3男子日本代表に選出されたから現在に至るまで日本の3×3シーンを牽引。2016年には栃木ブレックスに入団し、Bリーグと3×3のフィールドで活躍。2018年にはNIKE AIR FORCE 1 アンバサダーに選ばれる。

バトル型イベント「BATTLE FORCE
バスケットボール、ラップ、ダンス、アートといった様々なカテゴリーで愛されているナイキ エア フォース 1。進化し続けるエア フォース 1 を讃えるべく、11月23日(金)に3×3、ダンス バトル、ラップバトルの予選を勝ち抜いたファイナリストが集結し、頂点を決めるバトル型イベント「BATTLE FORCE」を開催。AIR FORCE 1アンバサダーに選ばれた落合知也選手もバトルに向けてのポイントを披露するフィルムに出演。

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