SPECIAL INTERVIEW DOBERMAN INFINITY

FEATURE | APR. 20, 2018

品川ヒロシが監督するLDHのアーティストのミュージックビデオ(以下MV)にBリーグの選手が出演している? そんな噂を聞きつけて快く取材に対応してくれたのが、約1年半ぶりの3rdアルバム発売を控えたドーベルマンインフィニティのメンバー5名。なぜバスケットボールがテーマになったのか? その真相を探りに直撃インタビュー!

Stylist/Hitoshi“TOCCI”Ishikawa
Hair Make/Toshiyasu Oki
Photo/Yuji Kaneko

FLY

 今回のMVはどんなきっかけで誰の発想で実現したんでしょうか?

SWAY

 あれって品川さんからでしたよね?

KUBO-C

 そう。カフェで話した時にこういうのどう?その1つがバスケだった。

GS

 「OFF ROAD」を表現するにあたって、何が一番わかりやすい題材か? ボクシングとかバスケとかスポーツが良いねってなって。前作の「to YOU」という曲でも品川さん監督でSWAYをメインでMVを作らせていただいたんですけど、今回もその手法でSWAYを主人公にしようってなって。SWAYが元々バスケをしてたんで、じゃバスケが良いんじゃないって。

FLY

 MVを拝見したのですが、すごくドラマティックな仕上がりですね。

GS

 そもそも「OFF ROAD」に行き着いたのは、自分らしさていうテーマがあったんです。新たな自分の可能性を信じたり、リスクを背負ってまで挑戦しようっていう決意が「OFF ROAD」なのかなって。だからMVでカズヤ(主人公:SWAY)は有名校の選手だったけど、父の店を継ぐっていうのもそうですし、些細なことから部活や学校をやめたというストーリーがあったんですが、カズヤにとってはバスケで成功することだけが正解ではなくて、それぞれ道があるっていうのも「OFF ROAD」に込めた意味でもあったんです。

SWAY

 1を2にする「OFF ROAD」もあれば、1を0に戻す勇気ってあるじゃないですか。僕らは最初メジャーのレーベル(トイズファクトリー)でやらせていただいていたのですが、このアルバムからLDHミュージックから初めて出させてもらうことになって、ドーベルマンインフィニティとして客観的に見たら進み続けていると思うんですけど、内側から見た時は0に戻している部分がすごくあった。ここからはまさに「OFF ROAD」だなって。自分たちのゴールにもしかしたらたどり着けないかもしれないけど、たどり着くために何でもやろうぜっていう気持ちが、「OFF ROAD」っていう表現なんです。

FLY

 日本のバスケットボール界は今まさに「OFF ROAD」です。日本代表が世界になかなか勝てない状況が続いてて…。

SWAY

 僕もバスケを辞めた理由が世界はすごいなっていうのがあって、中学生の時NBAとかAND1 MIXTAPEのDVDを見て、同じ人間とは思えない身体能力にクラっちゃったんですよね。でも今は多分体の作り方やトレーニングも出来上がっているし、日本人も少しずつ追いついてきてますよね。

GS

 最近TVで見たけど日本人の八村塁。初のNBAプレーヤーになるかもみたいな。

SWAY

 2人目ですよ。田臥選手がいます。

FLY

 八村塁は作年NCAAでFINAL4に進出してNBAのスカウトからも注目されています。

GS

 野球も何十年前はメジャーなんか考えられへんかったわけであって。最近はやっと日本から成功する人も徐々に増えてきた。松井もアメリカで殿堂入りするレベルの選手になったし、多分イチローも殿堂入るやん。数十年前には考えられへんかったことが起きていることを思うと、多分バスケも10年後には日本人が平気でNBAにいる可能性があるなって。すでに八村選手とかがそうだし。バスケも絶対そうなると思うな。

SWAY

 陸上もそうですし。最近はどのスポーツでも日本人の可能性を感じさせてくれる選手が多い。

FLY

 日本のバスケットボールをアリーナでぜひ応援してもらいたいです!

SWAY

 今回MVにBリーグのザック・バランスキー選手と田渡凌選手に出てもらいましたけど、こういうかたちで少しずつ交流を持てて、僕らがバスケを応援できて、バスケ界の人たちにドーベルを応援してもらって、互いいい関係を築きたいですねって撮影の空き時間に話してたんです。ライブに行きたいんですって言ってくれてすごく嬉しかったんで、僕らもBリーグを見に行きたい!

FLY

それぞれの最新アルバムのイチオシ曲を教えてください。

KUBO-C

 僕は「Shatter」です。AK-69さんとやってる曲なんですけど、やっぱりバスケ業界の状況とか僕らの業界でもそうやし、全部ぶっ壊していかなきゃあかんと思うんで。この曲を聞いてもらったら、そういう気持ちも高ぶるし、僕らもその気持で曲を書いています。

KAZUKI

 「Lookin for」ですね。僕らは「INFINITY」という楽曲でデビューさせていただいたんですけど、同時期に作った「99」という曲があって、それがライブで絶対盛り上がる鉄板の曲なんですよ。どうにか「99」を超える鉄板曲を作りたい。「99」のパート2という意味合いもあって、あえて同じトラックメーカーのTRAKSTAさんにお願いしたんです。狙った通りぶち上がるような曲になったんで今年の夏が楽しみですね。

P-CHO

 僕はやっぱ「OFF ROAD」ですね。タイトル曲でもありますし、今の自分たちを表現している。たとえその道が険しくて進むのは簡単じゃないと分かっているとしても、自分たちが決めた道だから突き進む。自分たちらしくしていれば必ず結果はついてくる。夢に向かって挑戦している人、たとえばバスケで貫くって決めたのであれば、たとえまだ成功はしてないとしても、その決意は間違ってないと鼓舞してくれる。そんな曲なんです。

SWAY

 「Butterfly Effect」です。この曲のテーマは、先駆者の方に対して僕らの感謝の気持ちを改めてメッセージにしました。このLDHで活動させてもらっているのも、今のエグザイルのメンバーもそうですけど、オリジナル・メンバーの方々がこの場所を築いたからこそ、出会いがあって今があります。HIROさんをはじめメンバーの方々はいつも僕らを気にかけてくださって、僕らが成し遂げた小さなことでさえも自分のことのように喜んでくれるんです。僕はバスケをやっていてアレン・アイバーソンという選手に出会ってバスケ以外のカルチャーも影響されました。いまだにヒップホップをやっているというのも、考えればアイバーソンの存在がデカかったりするんで、バスケなら「Butterfly Effect」かなと。しかもサビの中で「FLY」という歌詞が入ってまして(笑)。「FLY」の読者にみなさんにぜひ聞いて欲しいんです!

GS

 僕は「春風」。この曲のテーマは、友情関係にある男同士。近すぎて「ありがとう」とか「ごめんね」という言葉が素直に言えなかったり、別に言わんでも分かってるやろって勝手に思っている部分があると思うんですけど、感謝の気持ちをあえて伝えようという曲なんです。バスケにしても新たなチームワークや愛を生み出すきっかけになるし、当たり前のような言葉をかけるとチームも変わるんじゃないかなって思うんですよね。

3rd Album
「OFF ROAD」

LDH MUSIC
2018年4月18日発売
全12曲収録予定


初回生産限定盤:CD+DVD(OFF ROAD THE MOVIE+MV5曲)/¥4,200


通常盤:CD/¥2,980

DOBERMAN INFINITY

2014年6月に結成された、4MC+1Vocalの男性5人で構成されるグループ。MCのKUBO-C(クボシー)、GS(ジーエス)、P-CHO(ピーチョウ)の3人と、劇団EXILEのメンバー“野替愁平”として俳優活動を行うSWAY(スウェイ)と、VocalのKAZUKI(カズキ)の5人で構成される。前作「TERMINAL」から 1年5ヶ月ぶりとなる3枚目のALBUM「OFF ROAD」を発表。2018年は「DOGG YEAR」と銘打ち、昨年よりも大きくパワーアップした全国TOURが5月26日から16箇所16公演で開催決定。結成5周年となる来年に向けて猛進する年となる。

DOBERMAN INFINITY

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