SPECIAL INTERVIEW|Freestyle Basket Baller nock

COLUMN | FEB. 5, 2018

日本が世界をリードするフリースタイルバスケットボールとは、己の体とボールのみで自己表現をするクリエイティブなカルチャーが根底にあるスポーツだ。そんな日本のシーンにおいて、一目置かれる知る人ぞ知るフリースタイルバスケットボーラーに迫る。シーンを支え続けるベテランnockのインタビューをお届けしよう。

ーまずは自己紹介をお願いします

「フリースタイルバスケットボーラーのnockです。東京中野区出身で年齢は31歳。普段はウェブやアプリのデザインに関わる仕事をしています」

ーフリースタイルバスケットボールとの出会いを教えてください

「AND1 Mix Tape Tourと地元のストリートボールの仲間がフリースタイルをやっていたのがきっかけで知りました。実はSunday CrewやProdigyでプレーしているUMEって奴が2つ下の後輩で、彼とは中学の頃に出会あったのですが、あいつがフリースタイルの真似事みたいなのをしていて、『それ格好良いね』ってはじめたんですよ。その後UMEはストリートボールへ、僕はフリースタイルの道へ進んで、たまに会うとお互い頑張ってるなって(笑)」

ーじゃBLOCK ON LOCKとかを見ていた世代かな?

「はじめたての頃はBLOCK ON LOCKの映像を喰入るように見て研究していました。BLOCK ON LOCKは本当に憧れで、一生この人たちには会えないと思っていたくらいで、会えた時はすごく嬉しかった」

ーBLOCK ON LOCKのメンバーでは誰に一番憧れたの?

「KYOSHIさんですかね。一緒にバスケ誘ってくれたりもするんで連絡とりやすい先輩でもあるんですけど。とにかくスタイルが格好良いなって」

ーそれ分かります。彼は数少ないすごく格好つけられるボーラーですよね

「すごく雰囲気ありますよね。BLOCK ON LOCKに憧れたあとleeさんとお会いしてleeさんのチームに入れてもらって、そこからわりと道が開けた感じになりました」

ー大部分のフリースタイルボーラーがleeを師匠として崇めていますよね

「そうなんですよ。でもleeさんを師匠だと思っている人の中で自分は2番目だと思ってます。最初がZiNEZで次が僕ですね」

ーフリースタイルバスケットボールの練習について教えてください

「仕事があるので、基本平日は大会前以外は練習しないですね。週末は代々木公園で練習していることが多いです。自分の活動はSNSにアップしているんで、ぜひチェックしてもらいたいですね」

ー最近出場した大会について教えてください。FREESTYLE FESでは優勝でしたね

「fesはワンデートーナメントとしては日本で1番影響力のある大会なので、エントリーした人たちのレベルが高く、誰が優勝してもおかしくない状況でした。なので、勝つことよりも楽しむことを優先して、あまり力まずリラックスして戦いました。優勝が決まった瞬間は嬉しかったですね〜。30代サラリーマンの僕が優勝したことで、同じような境遇の人に何か希望を与えられたら嬉しいです!」

ーもうベテランの域に入ってきていますが常にシーンのトップにいますね

「最近はback to pecという大会でベスト4。10年前の全国大会でもベスト4だったんで10年間このポジションにいられたのは嬉しかったです。そして」

ーそれSNSで見ましたよ。ちょっとジーンときました

「ベスト4でKENGOに負けたんですが、彼はまだ20歳なので可能性を感じました。ZiNEZの弟子なんですが、彼なりのオリジナルを感じました。back to pecは勢いがある若手が出る大会なんで負けられない気持ちになります」

ー10年このシーンでやってきた今目指す人とかいるんですか?

「フリースタイルバスケは関係ないんですけど、すごい好きなのはスケーターのマーク・ゴンザレスですね。彼はプレーヤーとしても一線級だし、僕は絵を描くので、彼のマルチなクリエイターの部分と、記事で見たんですが、奥さんと娘さんを大事にしている部分とか共感できます。人としてこうなりたいなって思うんですよね」

ー来年の目標はどうですか?

「新しいチームをはじめたんですが、もう一度日本一を取りたいなって。過去に日本一決定戦で2回優勝してるんですが、違うチームで3回優勝している人はいないので、どこまでトッププレーヤーで居続けられるかにこだわってチャレンジしていきたいです」

ー前人未到の記録に挑戦ですね

「そうなんですよ。あとはフリースタイルバスケの活動の一環で『LIVE BUZZ MAGAZINE』っていうフリースタイルバスケの情報サイトを運営しています。
ボーラーの協力もあり日本中のフリースタイルバスケに関する情報が集まるサイトになってきました」

ー早速チェックさせてもらいますね。シーンのためにいろいろな活動をしているんですね

「leeさんやZiNEZは突破力もあるし、自ら発信していける存在なんで、僕は支える側でやっていければと思って今までやってきた部分が大きいんです。フリースタイルバスケが僕の人生の全てを変えてくれたので、これからもシーンのためにできることをやっていこうと思っています」

nock(横山詳平)
1986年10月30日生まれ、東京都出身。

18歳の時にフリースタイルバスケットボールに出会い、その魅力にのめり込む。フリースタイルバスケットボールバトル日本一決定戦チーム部門では2009 年JKT の一員として優勝。2014年APOCALYPSEの一員として2度目の優勝を果たす。2016年よりSPALDING JAPANとスポンサー契約を締結。2017年よりフリースタイルバスケの情報サイトLIVE BUZZ MAGAZINEを主宰。マルチな才能を発揮するシーンの重要人物。

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