真価が問われるBリーグ2年目のシーズン開幕!

COLUMN | SEP. 30, 2017

9月29日、2シーズン目が開幕したBリーグ。華々しく幕を開けた昨季は揉めていたリーグが統一した話題性もあり、注目度が一気に高まってB1・B2の総入場者数は昨対143%増を達成したが、真価が問われるのは今季2年目のシーズンだ。Bリーグが一過性ブームではないことを証明するには、昨季の総入場者数226万人を上回り、とにかく成長曲線を描いていくことが重要になる。

秋田と仙台が降格し、西宮と島根が昇格した今季のB1は3地区のクラブがシャフルされ、東地区に昨季のチャンピオンシップ進出5クラブが集められた。強豪クラブ同士の対戦の増加によって選手レベルと競技レベルの向上が見込まれ、質の高いゲームをファンに提供することが可能だというリーグの思惑は、吉と出るか凶と出るのか。そして、今オフには過去最大といえる選手移籍が行われ、新たなライバル関係が多く生れそうだ。どのクラブの補強が正解だったのかも今シーズン見所の一つである。

各クラブ新たな決意で迎えたB1オープニング4ゲームは、多くのホームファンのため息が漏れるゲーム結果となったが、その中でホームで会心の勝利を手にしたのは昨季のリーグ覇者の栃木。

プレーシーズン短期決戦のアーリーカップでは主力を温存し、ファンが望むような結果が出なかった栃木は、昨季のチャンピオンシップセミファイアンルでも対戦した西地区の優勝候補筆頭三河を相手に序盤こそインサイドに手を焼きリードを奪われるも、田臥勇太、ライアン・ロシターを中心にまとまったバスケットを展開。

生原秀将の3Pシュートやアグレッシブなオフェンスで勢いづくと、新加入の鵤誠司はディフェンスで相手エースをマークし、セドリック・ボーズマンは15得点をあげる活躍。「ブレックスらしくリバウンドやルーズボールといったディフェンスを粘り強くやた結果」と言う長谷川健志HCの言葉通り、三河のオフェンスを64点に抑え、初陣を勝利で飾った。

一方で、昨季入替戦でB1に生き残った中地区の横浜は、ホームに西地区から滋賀を迎えたオープニングゲーム。

横浜は1Q、ジェイソン・ウォッシュバーンの力強いフィニシュ、ルーキー田渡陵の3Pシュートでリード。開幕に間に合った211cmのハシーム・サビートもBリーグデビューを果たし前半を9点リードで折り返すも、3Qでは滋賀のPG並里成のプッシュしていくトランジションオフェンスに翻弄され、ディフェンスでリズムを崩すと、オフェンスも単調になり後半だけで滋賀に10ターンオーバーを奪われ逆転負け。

滋賀はチーム最少記録と56失点の達成し、ショーン・デニス新HCが目指す「激しいディフェンスとファストブレイク」が早くも実を結んだ結果になった。

今オフ最もチーム補強に成功したと評された西地区の琉球は、東地区のSR渋谷にホームで大敗したが、ルーキー、ハッサン・マーティンと新加入のアイラ・ブウンはしっかりインパクトを残し明日のリベンジに期待したい。昨季レギュラーシーズン1位の川崎はホームに名古屋Dをホームに迎えるも終始リードを奪われる展開に。ホームの大声援を受けて4Qで逆転し、どちらが勝つか分からない接戦にもつれ込んだが、1点差で惜敗した。

9月30日は上記4ゲームの他1節が本格的にスタート、新潟vs島根、富山vs北海道、大阪vsA東京、京都vs三遠、西宮vs千葉が各地で開幕戦を迎える。今季Bリーグを楽しむ上で、今季から変更になった競技規則改正と新ルール採用について触れておこう。まずはトラベリングルールの変更。ピボットフットの概念がボールをキャッチしたり、ドリブルをストップする時に次につく足が軸足になることだ。分かりやすく言うとNBAでは認められているユーロステップやスピンムーブによく見られるステップが日本でもリーガルになったというわけだ。次にアンスポーツマンライク・ファウルの変更。これは「速攻を止めるファウル」故意なファウルや、ファウルゲームのための「ゲーム終盤のファウル」において、ボールに対するプレーではなく、且つ、正当なバスケットボールのプレーとは認められないと審判が判断した場合に適用される。この変更によりゲーム終盤のチームの戦略が大きく変わるだろう。最後にゲーム・ディスクオリフィケーションの追加だ。一人のプレーヤーがテクニカル・ファウル1回、アンスポーツマンライク・ファウル1回、合計2回を犯した場合に失格・退場になる。コーチに関しても同様だ。このルール変更によってゲームがもっと面白くなることを期待したい。

B.LEAGUE

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