3×3 PREMIER.EXE 2017 Season KOBE Cross Conference Cup レポート

COLUMN | AUG. 29, 2017


 
今季2度目のCROSS CONFERENCE CUP(以下CCC)が初開催となる神戸ファッションマートで開幕した。今大会は2倍のプレミアポイントを得ることができるため、自力でのプレイオフ進出(地区2位以上)を目指すチームにとっては、最低でも予選リーグ突破をしたいところだ。初日の注目カードを振り返りたい。

コートA

昨秋の大怪我から10カ月ぶりの実戦復帰を果たした落合知也(#91)を擁する東地区3位・BREX.EXEと中地区2位・CRAYON.EXEの試合は、22-13でCRAYON.EXEが快勝した。インサイドへのアタックから、パスを散らして2Pシュートを確実に射抜き、5ON5のプロ選手らを圧倒。続くWILL.EXEも下して、決勝リーグ進出を決めた。

一方、2大会連続で予選敗退となったBREX.EXE。チーム浮上の鍵を託された落合であったが、「(彼らが)良いバスケをしていて、試合中に修正ができなかった。俺がポンと入って勝てるほど甘い世界ではなかった」と敗戦を悔やんだ。しかし「まだまだ自分のパフォーマンスが戻ってきていない中、これからのことを考えると“やるしかない”と思っていたので、良い復帰になりました」と無事に1日を終えたことを前向きにとらえた。またTRYHOOP OKAYAMA.EXEがSUNS.EXEとSEALS.EXEに2連勝を挙げ、Bリーグ1部の京都ハンナリーズ所属の岡田優介(#12)が今季初参戦したDIME.EXEもZETHREE.EXEとFITS.EXEに勝利を収めるなど、西地区と東地区の首位がそろって予選リーグを勝ち上がった。

コートB

プレイオフ圏内に入るために負けられない中地区3位・YOKOHAMA CITY.EXEが、OKINAWA 72.EXEとの一戦を制した。立ち上がりに先行を許したが、残り32秒でレアンドロ・ソウザ・デ・リマ(#33)が19-19となる同点弾を決める。直後にクリス・ブラウン(#7)がファウルを犯してフリースローを献上したが、相手のミスに助けられて延長戦に突入。最後はブラウンが汚名返上とばかりに、ミスマッチをついてゴール下で連続得点を挙げた。さらにGREEN DAYS.EXEも破って、CCCで初の決勝リーグ行きを決めた。

一方、東地区4位・ALBORADA.EXEは中地区1位・AGLEYMINA.EXEからの大金星を逃した。「ディフェンスでハードに当たって少しでも焦らせ、アドバンテージを取る(田中幸之介#25)」というアグレッシブなバスケで序盤の劣勢をはね返したが、17-21であと一歩及ばず。続くSTAMPEDE.EXEに敗れて、プレイオフ進出がきわめて厳しくなった。またTACHIKAWA DICE.EXEはEXPLORERS KAGOSHIMA.EXEとTOKYO WINGS.EXEにつけ入る隙を与えず、2連勝でCCC連覇に向けて前進した。

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TRYHOOP OKAYAMA.EXEが今季4度目のラウンド優勝と、初の地区優勝を同時に達成した。オーナー兼選手の中島聡氏は「やっと結果もついてきて、苦労してきた甲斐がありました」と参入3年目で地元の期待に応える恩返しができたことに、ホッとした表情を見せた。また大会MVPにはチームの稼ぎ頭であるデボーン・ワシントン(#99)が今季初めて選出。チームの歴史を打ち立ててくれたヒーローに対して同氏は「リーグでは高さが群を抜いており、豪快なダンクを見せてくれるのは彼しかいない。これからもそれを貫いて欲しいと思います」と賛辞を贈った。

決勝リーグ

-Aグループ
DIME.EXE が2連勝で1位通過を決めた。ロースター変更によりシューターの岡田優介が外れたものの、代わって入った小松昌弘(#70)がインサイドだけでなく、アウトサイドからも得点を重ねるなど存在感を見せた。またTRYHOOP OKAYAMA.EXEも1勝1敗の2位で準決勝へ駒を進めた。高い得点力に加えて、ワシントンらが相手のシュートに体を寄せきるなど、守りでも質の高い動きを見せた。一方、CARYON.EXEは2Pシュートの精度を欠いてリズムに乗れず、2度目のCCCでもベスト4入りはかなわなかった。

-Bグループ
TACHIKAWA DICE.EXE が名古屋CCCに続いて準決勝行きを決めた。ハッサン・ステフィン(#5)が闘志むき出しのダンクを叩き込み、リバウンドやルーズボールなど球際の攻防で相手に競り負けなかった。またAGLEYMINA.EXEは1勝1敗により交流戦で初の準決勝進出を果たした。インデルビル・シング・ギル(#12)のミスマッチを突かれるも、彼とビクラムジート・ギル(#6)のホットラインがそれを上回った。一方、YOKOHAMA CITY.EXEはフリースローの失投や守備を崩したあとのフィニッシュを取りこぼしてしまった。

決勝トーナメント

 
準決勝の第1試合は、AGLEYMINA.EXEがDIME.EXEを21-14で下した。立ち上がりの4点のリードを一時はフイにして6-6と並ばれたが、パルプリート・シング・ブラル(#15)のバスケットカウントをきっかけに6連続得点で引き離した。

続く第2試合では、TRYHOOP OKAYAMA.EXE がTACHIKAWA DICE.EXEを17-14で振り切った。開始早々、相手に退場者が出て有利な戦況となったが、分厚いインサイドの壁に阻まれる。それでも終盤に長谷川聖(#24)とワシントンの活躍でそれを打ち破った。

今季、世界大会に出場経験のあるリーグ屈指の両チームが決勝戦で激突した。初の交流戦Vを狙うAGLEYMINA.EXEであったが、チームの大黒柱であるビクラムジート・ギル(#6)が残り5分を切って負傷。これにより試合の均衡が崩れると、TRYHOOP OKAYAMA.EXEが勝ち越しに成功する。守っては松本勤(#4)がインデルビル・シング・ギルに自由を与えず、ワシントンがチャンピオンシップポイントを挙げて、21-15でK.O勝ちを飾った。

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Text by Hiroyuki Ohashi

PREMIER.EXE

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