3×3 PREMIER.EXE 2017 Season HIROSHIMA レポート

COLUMN | JUL. 27, 2017

DAY1 EASTERN CONFERENCE


 

準決勝1 DIME.EXE 22 ‐ 11 SEALS.EXE

DIME.EXEが中盤に畳みかけて、今季3度目の決勝進出を決めた。開始早々、5-0とリードを奪うが、相手の粘り強い攻撃に手を焼いて一時は1点差まで詰め寄られる。それでも残り6分を切って、ルーズボールやリバウンドで競り勝ち、8点差と突き放して勝負を決めた。一方、SEALS.EXEは前回大会に続き、準決勝で敗退。しかしダウダ・バラージョの加入でゴール下での迫力は増しており、連携を高めていき、彼の良さを引き出したい。

準決勝2  TACHIKAWA DICE.EXE 21 ‐ 19 ALBORADA.EXE

TACHIKAWA DICE.EXEが辛くも勝利を収めて、今季2度目の決勝へ駒を進めた。サイズのアドバンテージを生かして、最大5点のリードを奪うも、残り2分を切って同点に追いつかれる。しかしステフィンが勝ち越し点と、パワフルなドライブからダンクを叩き込んで決勝点を挙げる圧巻の活躍で幕を下ろした。一方、ALBORADA.EXEは今大会、BREX.EXEを撃破し、準決勝でも難敵を最後まで苦しめた。田中幸之介(#25)や改田拓哉(#30)のスピードだけでなく、要所でビックマンを効果的に使えたことが功を奏した。

決勝 TACHIKAWA DICE.EXE 18 ‐ 16 DIME.EXE

今季4度目の直接対決となった決勝戦。TACHIKAWA DICE.EXEのルーク・エヴァンス(#3)が3本の2Pシュートを決めるなど、予選から万全の勝ち上がりを見せた相手に対して、残り2分で16-12と4点差をつける。一方、DIME.EXEはここから失点を許さず、鈴木慶太(#7)の外角と、ニカ・ウィリアムス(#28)にボールを託して猛チャージ。残り8秒で同点に持ち込んで、延長戦へと引きずり込む。しかし名古屋ラウンド以来の優勝に燃えるTACHIKAWA DICE.EXEは、交代枠をほとんど使わず、溜まる疲労を吹き飛ばして、エヴァンス、ステフィンがインサイドでの攻防を制して、2点を奪いきった。

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総評

TACHIKAWA DICE.EXEが2大会ぶりの優勝を勝ち取り、今季2度目のラウンドチャンピンに輝いた。大会MVPはハッサン・ステフィン(#5)が初めての受賞。準決勝、決勝はいずれも終盤に追いつかれる苦しい試合であったが、彼が相手のディフェンスをなぎ倒す強烈なドライブで決勝点を挙げるなど、文句なしのパフォーマンスだった。チームはこの結果により地区2位に浮上。池田千尋の戦線離脱は大きな痛手だが、これをきっかけに再び一体感を取り戻していきたい。一方、DIME.EXEは惜しくも2大会連続Vはならなかった。しかし決勝の土壇場で同点に並び、延長戦に持ち込む“しぶとさ”は見せた。

DAY2 CENTRAL CONFERENCE


 

準決勝1 YOKOHAMA CITY.EXE 20 ‐ 14 CRAYON.EXE

YOKOHAMA CITY.EXEが今季初の決勝へ駒を進めた。立ち上がりからサイズで上回るインサイドを攻め込み、3大会ぶり出場のクリス・ブラウン(#7)らが着実に得点して5-1と先行する。一時は相手のスピードあるプレーから守りを崩されて2点差まで詰め寄られるも、タイムアウト後に、レアンドロが攻守にチームを牽引して突き放した。一方、CRAYON.EXEは谷口翔(#2)がゲームを作り、福田幹也(#39)が要所で外角を決めて食い下がった。プレミアポイントを獲得し、地区首位に浮上したことは次に繋がる大きな成果だ。


 

準決勝2 SUNS.EXE 21 ‐ 19 FITS.EXE

SUNS.EXEが今季3度目の挑戦で準決勝を突破した。序盤から相手の2Pシュート攻勢にさらされるも、ヘラルドがリバウンド争いで上回り、及川啓史(#2)も粘り強い守備からボールを奪い、柴田政勝(#27)のドライブにつなげるなど、最後まで逆転を許さなかった。一方、FITS.EXEは大森ラウンド以来となるベスト4に進出。初の決勝進出はあと少しだったが、守りから攻めに転じる切り替えの速さや、3人が連動して外角をアグレッシブに狙うスタイルを磨き上げれば、日本人だけでも次の舞台が見えて来そうだ。

決勝 YOKOHAMA CITY.EXE 20 ‐ 12 SUNS.EXE

予選グループでも対決した両チームが、今季初Vをかけて再び激突した。まず最高のスタートを切ったのはSUNS.EXE。ヘラルドがゴール下で体を張り、石田剛規の2Pシュートなどで次々と得点を重ねて0-7と大量リードを奪う。対するYOKOHAMA CITY.EXEは気持ちが切れてしまいそうな先制パンチを食らったが、ここからレアンドロの長距離砲やドライブで息を吹き返すと、残り5分を切って12-9と逆転。安藤正彦(#10)がボールを追ってコートサイドに突っ込むなど気迫のこもったプレーを見せて、固い守りで失点を防ぎ、流れを渡さずタイムアップを迎えた。


 

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総評

YOKOHAMA CITY.EXEがついに本領を発揮。4戦全勝で今季初のラウンドチャンピオンに輝いた。開幕当初から怪我人が相次ぎ、選手間の連係もチグハグな印象が否めなかったが、今大会はようやく戦力が整い、最後まで大崩れすることなく勝ち切った。MVPはレアンドロ・ソウザ・デ・リマが初受賞。FIBA 3×3 World Tour Finalに出場経験があるブラジル屈指の3×3プレイヤーが、日本で持てる力を見せつけた。一方、悔しさは残るが、SUNS.EXEは2年ぶりの準優勝。ジャスティン・ヘラルド(#35)をフィニッシャーとして、日本人選手がドライブや外角から果敢に仕掛けるなど、チームとして戦い方がまとまり、収穫の多い1日となった。

Text by Hiroyuki Ohashi

PREMIER.EXE

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