3×3 PREMIER.EXE 2017 Season TACHIKAWA レポート

COLUMN | JUN. 23, 2017

DAY1 EASTERN CONFERENCE


 

準決勝1 BREX.EXE 21 ‐ 17 ALBORADA.EXE

BREX.EXEがインサイドにボールを集めて主導権を握り、決勝進出を決めた。立ち上がりから、カイル・リチャードソン(#34)らがミスマッチを突いて、ゴール下で得点を重ねると、守っては眞庭城聖(#27)が相手のドライブに対して強烈なブロックショットで立ちふさがる活躍を見せた。一方、敗れはしたが、ALBORADA.EXEは田中幸之介(#25)、皿井宏幸(#20)の2年目コンビが躍動。高さのハンデを、スピードあるドライブや確率の上がった2Pシュートで克服し、チームを最後までけん引した。

準決勝2 DIME.EXE 17 ‐ 11 TACHIKAWA DICE.EXE

DIME.EXEがタフなディフェンスで流れを渡さず、接戦を制した。序盤からロースコアゲームとなったが、今季より加わった小松昌弘(#70)が好守を見せ、同じく新加入のニカ・ウィリアムス(#28)がエドワード・モリス(#32) と息のあったプレーでリードを奪い、守りきった。一方、TACHIKAWA DICE.EXEは、地元Vは果たせなかったが、ハッサン・ステフィン(#5)が上々のデビュー戦を飾った。


 

決勝 BREX.EXE 21 ‐ 11 DIME.EXE

両チームともに、2年連続で開幕戦の決勝を迎えた。試合は序盤こそ一進一退の展開となったが、BREX.EXEは眞庭のバスケットカウントで攻撃にスイッチが入り、レイモンド・ニクソンも2Pシュートで続くなど、連続6得点で畳みかける。さらには途中出場の菊池亨(#23)も果敢なドライブから味方の得点を引き出すナイスアシスト。最後は再びニクソンがステップバックから長距離砲を沈めて、ゲームを終わらせた。一方、DIME.EXEはウィリアムスを中心にゴール下を攻めるも得点が伸びず、ミスも絡んで、流れを引き戻せないまま不完全燃焼に終わった。

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総評

Bリーグ1部の栃木ブレックスを母体に持つBREX.EXEが開幕戦で優勝を飾り、3人制での日本一に向けて、幸先の良いスタートを切った。ラウンドMVPはレイモンド・ニクソンが2年連続で選出。ロースターに昨季の経験者をズラリと並べたこともあり、他チームより連係はスムーズで、状況を見ながら確率の高いプレーを選択していく姿が印象的であった。過去2シーズン、チームの主軸だった落合知也を欠きながらもシーズンに入ったが、このチームの強さは揺るがなかった。一方、DIME.EXEはまたもやラウンド準優勝。チーム3年目の野呂も「万年の2位、払拭できず……」と肩を落としたが、新戦力を加えて最低限の結果は残した。満足できないだろうが、伸び代は十分にありそうだ。

DAY2 CENTRAL CONFERENCE


 

準決勝1 AGLEYMINA.EXE 21 ‐ 14 SUNX.EXE

AGLEYMINA.EXEが残り5分を切って相手を引き離し、決勝進出を決めた。立ち上がりから攻め込みながらもミスが目立ってリズムに乗れない展開であったが、中盤からインダビール・ギル(#12)らの連続得点で13-9と抜け出す。終盤にはビクラムジート・ギル(#6)がダンクを叩きこむなどパワーで押し切きる強さを見せた。一方、SUNS.EXEは敗戦こそしたが、ジャスティン・ヘラルド(#35)の加入により攻撃のバリエーションが増えて、柴田政勝(#27)ら外角の選手が活きる場面も多く、今後に期待が持てる1日だったと言えよう。


 

準決勝2  CRAYON.EXE 21 ‐ 9 YOKOHAMA CITY.EXE

CRAYON.EXEが序盤から圧倒して、参入後初めて準決勝を突破した。新加入のライアン・タナ(#1)が185cm、90kgの当たり負けしない体躯でドライブを立て続けに決めるなど、開始3分を切って、7-2とリードを奪う。途中、雨天によって試合が止まったが、その勢いは衰えず、2Pシュートも決めてチームをけん引した。一方、ラウンド優勝を狙ったYOKOHAMA CITY.EXEはよもやの大敗。試合中断も悪い流れを断ち切るには至らず、タイムアウト後に2度の24秒バイオレーションを犯すなど、精彩を欠いた。

決勝 AGLEYMINA.EXE 21 ‐ 18  CRAYON.EXE

AGLEYMINA.EXEが初の決勝進出を果たしたCRAYON.EXEの挑戦を受けた。試合はサイズで上回るAGLEYMINA.EXEが10-4と主導権を握るも、残り4分57秒で再び雨天により中断。回復が見込めなかったため、急きょ、近隣の体育館に場所を移して再開された。すると、CRAYON.EXEが息を吹き返し、福田幹也(#39)がゴール下で好守を連発したことをきっかけに、攻撃ではライアンの果敢なドライブがよみがえり、残り1分を切って2点差と追い上げる。しかし自力に勝るAGLEYMINA.EXEは、ビクラムジート・ギルがインサイドでリングにボールをねじ込んで、逃げ切った。


 

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総評

AGLEYMINA.EXEが昨季クラブ世界2位の意地を見せて、2年連続で開幕戦を優勝で飾った。雨天により3×3 PREMIER.EXE史上初となる試合途中の会場変更を余儀なくされたが、その影響を微塵も感じさせなかった。シーズン最初の試合ということもあり、チームの連係については課題を残したが、ラウンドMVPのビクラムジート・ギルが得点の欲しい場面できっちり仕事をこなすなど、勝ち切る力は健在だった。一方、敗れはしたが、CRAYON.EXE が2年目にして初のラウンド準優勝。その立役者となったライアン・タナは過去にTOURNAMENT.EXEへの出場経験があるものの、トップリーグでのプレーは初めて。「PREMIER(.EXE)はレベルが高くて楽しい」と頼もしい新星が現れた。

Text by Hiroyuki Ohashi

PREMIER.EXE

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