B.LEAGUE COLUMN|僕のことを話そう~栃木ブレックス 古川孝敏

COLUMN | MAY. 11, 2017

5月3日のアルバルク東京戦を制し、B.LEAGUE B1・東地区優勝を決めた栃木ブレックス(以下、ブレックス)。古川孝敏はこの一戦で4本の3ポイントシュートをパーフェクトで沈めエースの存在感を示した。だが、コートの上では頼もしいその姿がコートの外では一変するらしい。『僕のことを話そう』~シリーズ5番目に登場した古川が語った『普段の自分』――オンとオフの落差に驚く人はきっと多いはずだ。

取材・構成◎Takami Matsubara

初めての大ケガ、初めての長期離脱

B.LEAGUEが開幕して約1ヶ月後に左足の足底筋膜炎で戦線離脱しました。さあこれから!というときだったのでショックでしたね。足の踵に違和感を覚えたのは一昨年の暮れあたりだったと思います。でも、最初は「あれっ?」という程度で、プレーするのに支障はなかったのでそのままシーズンを戦い、日本代表としてセルビア(FIBA男子オリンピック世界最終予選)にも行きました。そのまま新シーズンに向けての練習が始まったんですが、どうも足の様子がおかしい。まだ普通にプレーできてはいたんですが、次第に痛みが増してとうとう歩くのも困難になってしまいました。それが去年の10月末のことです。僕はこれまで大きなケガはなくて丈夫が取り柄みたいなヤツでしたから、まさかB1リーグ戦が始まったばかりの大事な時期にチームを離れることになるなんて考えてもみませんでした。おまけに足底筋膜炎というのは捻挫とか骨折といった外傷とは違って、どれぐらいで完治して、どのぐらいでコートに復帰できるかはっきりわからない。不安でした。このまま長引いたら…と考えると不安だらけでした。

まじめだけど気弱な性格

結局、コートに復帰できるまでに2ヶ月かかってしまいました。その間、治療はもちろん、効力があると思われることは全てやり、その時点でできるトレーニングも欠かしませんでした。そういうところはまじめにコツコツやるタイプです。でも同時に「治るまで仕方ねえやぁ」と、いい意味で割り切るというか、吹っ切る図太さがないんです。先が見えないと気持ちに余裕がなくなって、ついついネガティブになってしまう。気が小さいんだと思います。そんな中で、同じ足底筋膜炎に苦しんだことがある勇太(田臥)さんからは沢山アドバイスをもらいました。「周りに迷惑をかけているとか、周りがどう思っているとか、そんなことは気にしないで治療に専念しろ。経過に一喜一憂しないで、強い気持ちを持つことが大事だ。」と言われたことが心に残っています。弱気になりがちな自分にとってありがたいことばでした。2ヶ月は長かったけど、無事復帰できてよかった。コートに立ったときは本当に本当にうれしかったです。

好きなもの、苦手なもの

とにかく肉が好きです。焼肉、しゃぶしゃぶ、ステーキ…なんでも好きですが、牛肉だけじゃなくて豚肉も鶏肉も全部好き。特に魚が嫌いってわけじゃないけど、食事に行くときに「なにが食べたい?」と聞かれたら迷わず「肉!」と答えます(笑)。逆にとことん嫌いな食べ物はパクチー。理由は雑草みたいでまずいから。女性の間ではパクチーサラダとか人気があるみたいですけど、なぜあれをわざわざ食べたいと思うのか、僕にはさっぱりわかりません。あっ、パクチー好きな人、ごめんなさい(笑)。他に苦手なものはジェットコースターかな。子どものころ親父に連れられてナガシマスパーランドに遊びに行ったんですが、そこでスチールドラゴンっていうジェットコースターに乗ったんですよ。スチールドラゴンがどれほどすごいジェットコースターか、時間がある人は検索してみてください。ほんと、すごいんだから。2時間並んで乗ったんですが、乗っている間中放り出されるんじゃないかという恐怖しかありませんでした。もうスリルとか、そういう生易しいもんじゃなかったです。2時間並んで、味わったのは恐怖!恐怖だけですよ。それがトラウマになったのか、以来ジェットコースターには乗れなくなりました。


栃木ブレックス 古川孝敏

本コラムはB.LEAGUE掲出記事を編集しました。
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